赤ちゃんは、便秘になりやすいという話はよく聞きますが、いざ自分の子供が便秘になると心配になるかと思います。
大人と違い、赤ちゃんは便通をよくする為の行動を自分でとれませんので、まだしゃべることのできない赤ちゃんの場合、親が変化に気付き、しっかりと対策をしてあげなければいけません。
もし、何日も排便をしていなかったり、ウ~~ンといきんでいるのに排便がない場合は、医師にかかるべきではあります。
しかし、まずは日頃からおなかのマッサージや離乳食に気を遣うようにして、できることはやってあげるようにしたいものです。
今回は、赤ちゃんに便秘の症状があった際の対応策についてまとめてみました。
何日間排便がなければ便秘なのか

何日も排便がないと便秘ではないか?という風に考えるのは自然なことだとは思いますが、果たして何日間不便がない状況が続くと便秘と言えるのでしょうか?
うちの子供は生後7ヶ月半でありますが、既に便秘の症状で3度も病院に行っており、その都度対応してくれる医師により、回答が異なることを経験しております。
個人差があるので、何日間排便がないと「便秘」という明確な定義はありません。
しかし、3~4日も続くようであれば便秘の疑いが高いので、病院に行って診断をしてもらうようにしましょう。
個人差はありますが、排便がない状態で4日が過ぎて、いきんでウンチをしようとしているのに出ないのであれば、自力では出せない可能性が高いです。
その場合は、市販の浣腸を使ったり、医師にかかるようにするべきですが、日頃からマッサージをしてあげたり、食生活を見直したりすることも忘れてはいけません。
おなかのマッサージで便秘対策

赤ちゃんはまだ腹筋が発達しておらず、踏ん張ってもウンチを出せないことがあります。
おなかのマッサージをすることで大腸を刺激し便通をよくしましょう。
仰向けに寝かせて、おなかを「の」の字を描くようにやさしくさすってあげるようにマッサージをしていきます。
また、「の」の字のマッサージだけでなく、わき腹を持って体をゆらゆらするストレッチや、両足を持って交互に前に出すような運動も便通をよくする効果があります。
マッサージをしてあげることでおなかがすっきりし、柔らかくなります。
また、マッサージは親子のスキンシップにもなりますので、うちの子は便秘かな?というように感じるのであれば、積極的に行うようにしましょう。
離乳食と水分摂取で便秘対策

便秘の原因の一つとして、便が固くなってしまっていることが挙げられます。
便が固くなる理由としては、水分の摂取不足があります。
母乳やミルク、月齢が経つと白湯なども飲むかと思いますが、1日に飲む量だけでなくこまめに水分補給をすることも大切です。
また、離乳食が始まるタイミングで便秘になるケースも多いようですが、しっかりと栄養のバランスを考えましょう。
食物繊維は通便を良くする効果がありますが、赤ちゃん向けの製品もたくさん出ています。
離乳食に加えることで簡単に、摂取することができるので試してみてください。
赤ちゃん便秘対策 ~まとめ~
赤ちゃんが便秘になることは、珍しいことではないので、そんなに心配しすぎる必要もないかもしれませんが、便秘は癖になります。
ウンチが固くなり、排便で痛い思いをしてしまうと、排便に対してネガティブな感情を持つようになり、排便したがらず便秘を繰り返すこともあります。
医師の力を借りることも必要なことではありますが、日頃の生活の中で子供と接する時間が長いのは親ですし、生活や習慣を見直すことで便秘は改善することはできます。
たくさん食べて、たくさん寝て、たくさんウンチをすることが成長には必要です。
水分摂取や離乳食、マッサージなど、赤ちゃんが快適に排便をできるようしっかりサポートをしてあげましょう。