子育て世帯の方々は、夫婦で力を合わせて育児をできていますか?
我が家には生後半年になる娘がおりますが、父親の立場としては「手伝いをする」という概念ではなく、「一緒になって子育てをする」という気持ちでいるようにしています。
とは言っても、平日の日中は仕事の為、育児は任せきりなので、完全に妻の辛さを理解できているとは思っていません。
子育てにおける女性の負担を減らす為には、何が辛いのかを理解する必要があります。
子育てのイベントに参加したり、人のブログを読んだり、妻の話を聞いたりする中で、自分なりに子育ての辛い理由について考えてみました。
夫としてどのように対応すればいいかをまとめました。
1人での育児と複数での育児は負担が違う
同じ育児でも、1人でするワンオペ育児は精神的にも負担が大きいです。
どんなに家事や育児に積極的な夫でも、専業主婦の家庭では、夫がワンオペをする機会はほとんどないと思います。
ワンオペ育児と複数で育児をする時とでは、負担が大きく変わってきます。
是非、男性も丸一日1人でのワンオペ育児を経験することで大変さを理解して欲しいです。
新しい発見や子供への愛情が湧いてきますし、何より大変さが理解できます。

育児が辛いのは定期的な「達成」がないから
会社で働いていれば、毎月目標があり「達成」をすることで、褒め称えられ、評価に繋がります。
評価されることで自尊心ご保たれ、次の目標に向けて動く原動力になります。
しかし、育児にはゴールもなければ、達成もありません。
一日中、子供と一緒で変わり映えのしない風景、何もできなかった自分への後悔、そして、どんなに辛く頑張っても誰も褒めたくない現状。
それこそが、育児の大変な事だと思います。
妻がある時言いました。
「育児の大変さを仕事に置き換えるとするなら、24時間クライアントに接待してるようなものよ…」
そうだとすると、子育ては目標の達成や報酬無しにはできないな…と言葉を失いました。
定期的なイベントで節目を作ることが重要
育児は長く続きます。
当然子供が成人になったら、というような節目はありますが、それだけをゴールとするのであればあまりにも期間が長すぎます。
特に、小学校に上がるまでは、一緒にいる時間が長く、永遠に続くのではないかという錯覚に陥ることもあると思います。
よく「妻がイベントが好きで面倒くさい」という話になったりしますが、平日に1人で子育てをしているとイベントなど節目が無いと切り替えが難しく、達成感を味わうことが出来きません。
子供の出生○ヶ月などの節目では、むしろ夫が率先してイベントをするようにしたいです。
そして、感謝の気持ちをしっかり伝えることを忘れないようにしましょう。
感謝することを忘れずに
偉そうに子育ての大変さについて発言してきましたが、私も働くサラリーマンです。
主婦の辛さよりも、会社員の辛さの方が理解することは簡単です。(というか、サラリーマンもかなり辛い)
ただ、仕事を言い訳にして、妻への感謝の気持ちを忘れてはいけないと思っています。
もちろん、奥さんも旦那さんに対して、感謝の気持ちを言葉にするようにして欲しいです。
子育ては、半生に渡り長く続きます。
感謝の気持ちを持つこと、そしてその気持ちを忘れず、継続して言葉にすることこそが、子育ての上で心の支えになるのかもしれません。
感謝の気持ちがイベントに繋がり、育児の達成感に繋がるかもしれませんよ。