子育てをしている世帯の方は、協力して家事や育児をするのが理想的ではありますが、現実と理想は異なると思います。
男女共働き世帯の割合も増えてきてはいますが、子供が小さいうちは、妻が時短で働くケースがまだまだ多いように感じます。
また、夫は家に帰るのが遅く、家庭の事に非協力的だという悩める方も少なくないのではないでしょうか。
夫婦で家事や育児を協力してするための方法と、協力する環境を作るにあたって押さえておきたいポイントについてご説明していきたいと思います。
目次
夫婦で家事や育児を協力してやる3つの方法
夫婦で家事や育児を協力する為に、下記3つの方法があります。
少し意識するだけでできる事なので、是非考え方としても取り入れてみてください。
- 好きな事や得意な事を役割にする
- 相手を得意な事を褒めて尊重し感謝する
- 悩みや喜びを話し共有する
1、好きな事や得意な事を役割にする
家事や育児の中でも、得意な事と苦手な事は分かれるかと思います。
家事は大変で面倒臭い事が多いので好きな事というよりは、やっていて苦にならないという表現の方が正しいかもしれません。
育児でも、父親にしかできない役割、母親にしかできない役割が存在するはずです。
得意分野が夫婦で異なるなら、役割分担にするのはおすすめです。
2、相手を得意な事を褒めて尊重し感謝する
家事や育児で、パートナーがやってくれている事や得意な事に関して、褒めて尊重する事も協力してやる上で欠かせない事です。
同じ家事や育児でも、ストレスを抱えながらイヤイヤやるか、お互いに尊重して気分良くやるかで、達成感は全く異なります。
辛そうな親の姿やけんかばかりしている親の姿は、子供にも悪い影響を与えてしまいます。
前向きな気持ちで家の事をする為にも、まずはパートナーの事を尊重するようにしましょう。
そして、積極的に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるようにすべきでしょう。
3、悩みや喜びを話し共有する
悩みや喜びは是非、話し合うようにしましょう。
そして、お互いの不満や直してほしいところなど、感情的にならず伝えるようにしましょう。
教育方針が親の間でまとまっていないと、子供にも混乱を与えてしまいます。
父親も母親も、基本的に叱らないような家庭であれば、最低でもどちらかは悪い事は悪いと叱らなければいけなません。
お互いの考えなどを話し共有する事で、お互いに育児に対して当事者意識が生まれるでしょう。
周囲に不満を漏らしても前には進まない
たしかに、家事や育児に協力的でない夫に対して、自分が望むような家事や育児をしてくれない妻に対して、それぞれ不満に思う事はあるかもしれません。
しかしながら、夫婦間で家事や育児を協力してやりたいのであれば、不満は周囲に漏らすのではなく、当事者に伝えるようにするべきです。
時には、愚痴をこぼしてストレスを発散させる事も悪くはないですが、何も前には進みません。
パートナーにしっかりと伝えて改善を促しましょう。
ただ、相手に対しての不満というは、得てして感情的になった時に爆発してこぼれてしまいがちです。
日頃から、良い事も悪い事も話しておき、感情的にならず冷静な気持ちで伝える事が大切です。
怒りに任せて発言しても、言われた本人も良い気はしないですし、すれ違いの原因になってしまうだけです。
協力してくれないパートナーは少しずつ変えよう
どちらかというと父親側に多いかもしれませんが、家事や育児に積極的に参加しないという人も一定数はいるかと思います。
「うちの旦那はもうやる気ゼロ、言っても無駄無駄‥」
とはじめから諦めてしまっていませんか?
たしかに、家事や育児は妻に任せきりだという父親は今の時代にもいると思います。
もし、そのような環境で一人悩み苦しんでいるのであれば、少しずつ変わるようにしむける事が大切です。
負担のない事や、苦にならない事から少しずつやるようにしむけるようにしましょう。
そして、やってくれた事に対して、大げさすぎるくらいに感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
そうする事で、少しずつ夫婦で協力して家事や育児をする環境が出来てくるはずです。
幸せなファミリーライフをお過ごしください!