近頃は、男性の育児参加も増えてきており、「育メン」という言葉すらもう古い。そんな時代になってきました。
そんな男性の育児参加。「育児」というと一言ですが、育児にも色々な内容が含まれ、それぞれ難易度も異なるかと思います。
親の考え方や、子供の性格によっても異なるとは思いますが、パパの育児の中でハードルがかなり高い項目の一つに、「寝かしつけ」があるのではないでしょうか。
育児中の立場から、パパの寝かしつけが難しい理由と寝かしつけの方法をまとめてみました。
(生後半年~1歳くらいの子供を対象とした、寝かしつけについて書いています!)
目次
パパの寝かしつけが難しい3つの理由

寝かしつけに挑戦したことのあるパパは、その難易度の高さがよくわかるかと思います。
パパが子供を寝かしつけるのが難しい理由として、以下の3点があります。
- 日中に触れ合う時間が少ないから
- 母親の寝かしつけに慣れてしまっているから
- パパもしくはママが早々に諦めてしまうから
日中に触れ合う時間が少ないから
子育て中のパパは仕事がある日、1日のうち何時間子供と接することができますか?
0歳児の生活リズムを考えると8時~9時には寝かしつけたいろころです。
通勤に時間がかかったり、残業が多いような職場の場合、子供が小さいうちは平日は寝顔しか見れないというケースも多いと思います。
子どもの時間の感じ方は大人のそれとは大きく異なり、1日をとても長く感じます。
そんな中、触れ合いの少ない父親が寝かしつけようとしても、子供からすると落ち着かないのは自然なことです。
ママの寝かしつけに慣れてしまっているから
触れ合いの時間が少ないことに加えて、日頃寝かしつけをしているのがママなので、突然パパが寝かしつけをしようとすると難しいはずです。
ママ特有の臭いや雰囲気だけで子供は落ち着きますし、子供のリズムを理解しているママは寝かしつけるポイントを把握しています。
休日などパパが寝かしつけをさせる時に上手くいかないのは、日頃からママの寝かしつけに慣れており、パパの雰囲気や方法に違和感を覚えるから7です。
パパもしくはママが早々に諦めてしまうから
経験上の話ですが、親が諦めなければ子供は大泣きをしても、最終的には疲れて寝てくれます。(あまり良い寝かしつけではないかもしれませんが・・・)
しかしながら、子供の寝かしつけはある程度の根競べでもあるにもかかわらず、パパは子供に大泣きされることに慣れていないので、早々に諦めがちです。
もしくは、パパが頑張っているにもかかわらず、どうせ寝てくれないからとママから早々に交代を告げるケースもあるかと思います。
パパへの負担や、子供のことを思っての交代だとしても、父親からすると少し寂しい所があります。
いずれにしても、難しい理由として、パパかママのどちらかが早々に諦めてしまうということが挙げられます。
寝かしつけの方法とおすすめグッズ
子どもがスヤスヤと寝ているシチュエーションを思い出してみてください。
その環境こそが寝かしつけをしやすい状態であるといえるでしょう。
程よい揺れを作る = バランスボール

昼寝が終わって、家族そろって電車や車に乗ったら、また寝始めるなんてことは多いとは思いますが、子どもは電車や車などの揺れにより、眠気を催します。
地下鉄に揺られ寝ながら出勤しているサラリーマンが多いことを見ると、子供だけではないと思いますが。。。
程よい揺れを作り出すのに持って来いのアイテムがバランスボールです。
子どもが小さいうちは抱っこして、揺らすこともできますが、月齢が上がるにつれてしんどくなってきます。
バランスボールを使用すれば、親の体への負担を減らす事ができます。
胎動を思わせる音楽を流す = You Tubeを活用

電車で眠たくなる理由として、体の揺れに加えて電車のガタンゴトンという移動音があると言われています。
実は、電車の音により、ママのおなかの中にいる時のことを思い出しているのです。
音源はいろいろですが、You Tubeなどで簡単に胎動音を流すことができます。
以前テレビで、GTOのオープニング曲、反町隆史さんの「POISON」を流すと子供が寝付くというものを目にしたことがありますが、これもビート音が胎動を思い出させるからだと感じました。
その他、子供の体をポンポン一定のスピードでたたいてあげると眠りにつくのも、胎児の時の母親の鼓動を思い出すという理由があるようです。
上手くいかなくて当然。何度でも挑戦すればいい。

子供を寝かしつけるポイントは、胎児の頃の環境に近づけることであると言えます。
そう考えると、パパよりもママの方が寝かしつけが上手であるのは当然のことです。
生物学的な背景に加えて、一緒に過ごす時間が少ないので、パパが寝かしつけが上手くできないのは自然なことであって、落ち込むことではありません。(自分自身に言い聞かせてみる・・・)
寝かしつけが上手くいかなくても、何度でも挑戦すればいいですし、そんな姿を見てママもとても心強く思うはずです。
0歳~1歳の子供はママじゃないと嫌だ~という傾向が特に強いです。
しかしながら、じゃあしょうがないと諦めるのではなく、悪戦苦闘をしながらも子供のそばにいることを選んでほしいです。
そうすることで、家族の絆はきっと深まるはずです。
頑張る育児パパさん、共に頑張りましょう!!