結婚をして子供が出来ると、妻や旦那を異性としてみれなくなるケースはあるとよく耳にします。
子供中心の生活になり、自分の愛するパートナーというよりも、自分の愛する子供の親という見方になるからでしょう。
この事からも、子供の事が一番に愛おしく感じる傾向にある人は少なくないことがわかります。
そのような男性は得てして、良き父を目指しがちですが、良き父という子供からの評価を獲得したいのであれば、良き夫を目指すべきです。
今回は、良き父になりたいなら、良き夫を目指すべき理由について解説していきたいと思います。
目次
良き父になりたいなら、良き夫を目指すべき理由

良き父になりたいなら、良き夫を目指すべき理由は2点あります。
- 妻からの評価が、子供からの評価に直結するから
- 妻の満足度が上がると、子育てにも良い影響が出るから
妻からの評価が、子供からの評価に直結するから
子供に尊敬されたいなら、妻から尊敬される事が一番の近道であるという事です。
もし、母親が父親の悪口を言っていた場合、子供はどのように感じるでしょうか。
裏を返せば、母親が父親のいない間に、パパの良いところを伝えておいてくれれば、自然と子供もパパが大好きになります。
仕事から帰ってきた時に、妻が子供に向かって話しをする2つのコメントを比較してみてください。
「パパは今日も帰ってくるのが遅かったね〜」
「今日もパパ頑張って働いてきてくれたね〜ありがとうだね〜」
当然、後者の方が、子供からはリスペクトされる父親になると言えるでしょう。
妻の性格の問題もあるかもしれませんが、良き夫として見なしていれば、前者のようなコメントは出てこないはずです。
妻の満足度が上がると、子育てにも良い影響が出るから
家庭によって異なるかもしれませんが、母親の方が子供との時間を多く取っている家庭が多いかと思います。
特に仕事が忙しい夫であると、子供と一緒に入れない時間の方が長いかと思います。
母親がワンオペをしている時、妻はどのような事を考えているでしょうか。
日頃からストレスの溜まった母親は、子供に優しく出来ない瞬間はあるかと思います。
良き夫がいてくれれば、ストレスは大なり小なり軽減されます。
そして、夫のいない時間でも、子供に対して良い影響が出るでしょう。
良き夫に求められる条件

人によって、考える条件は異なると思いますので、あくまでも個人的内見ではありますが、良き夫の条件は下記3点があるかと思います。
- 家事・育児をやってくれる
- 話を聞いてくれる
- 妻に多くを求めない
家事・育児をやってくれる
疲れているのは、父親も母親も一緒です。
自分も疲れているのに、家事も育児も任せきりにされてしまった場合、妻は自然と旦那に対して不満を溜めていきます。
一緒に家事をしたり、家事と育児でそれぞれ担当するだけでも、負担は軽減されます。
話を聞いてくれる
仕事で疲れていたとしても、妻の話しはしっかりと聞くようにしましょう。
男性は話を聞いた後、無意識に解決策を提示しがちですが、女性は話を聞いて共感してほしいだけと言う事がほとんどです。
性質の違いなので、男性からすると疲れるかもしれませんが、妻の言った事に相づちと共感の言葉を入れるようにしましょう。
妻の満足度はきっと上がりますよ。
妻に多くを求めない
自分の事は差し置いて、妻に多くを求めるのもNG行為です。
できなかった事に対してダメ出しをするのでなく、してくれた事に対して感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
育児と家事を一人でする場合、家事をはしたかったのに、育児で手一杯になって、出来なかったというのは自然な事です。
ただ、何も期待をしてない。という態度を出してしまうと、妻からするとストレスに感じる事もあるので、バランスは考えておきましょう。
良すぎる夫には要注意!

料理をし、掃除や洗濯も、平行してササッとこなす。
子供と全力で遊び、叱る時はきちんと叱る。
仕事も残業時間を減らし、それでも給料を落とす事なく安定した稼ぎを持ち帰ってくれる。
ここまで完璧な夫はそうはいないと思いますが、良すぎる夫も注意が必要です。
「良き夫」である事が標準化してしまうと、出来ていない事に対して目がいってしまうようになります。
しかし、何でも完璧にこなせる人はいません。
むしろ長所を伸ばして、出来た事に対してお互いに感謝をする。
そして、短所をそれぞれ補っていけるような夫婦を目指していきましょう。
子供は両親の関係性を見ている

子供は多くの事を観察しています。
そして、当然一番近くにいる、両親の関係性もよく見ています。
妻にとって良い夫になる事が出来れば、必然的に子供にとっても良い父親になる事が出来るはずです。
「良き夫」「良き父」の定義も人によって異なると思います。
妻や子供への思いやりを持ちつつ、自分だけの幸せを探しましょう!