子育て支援のイベントは、自治体や企業によって、様々な地域で開催されています。
イベントの中で良く目にする光景が、「ハイハイレース」や「カタカタレース」ではないでしょうか。
他人と競うということにおいては初めての経験になり得る両レース。
せっかく参加するのであれば、勝たせてあげたいと思うのが親心ではないでしょうか。
今回は、ハイハイレース及びカタカタレースに勝たせる方法について解説していきます。
レースの概要
ハイハイレース
レースの名称の通り、ハイハイをする乳幼児が対象になります。
生後半年くらい〜1歳になるまでの子供を対象にしていることが多いようです。
月齢が高い方が有利なではありますが、前に進もうとする意欲があるか、そしてその意欲をどうかき立てられるかが鍵になります。
カタカタレース
「カタカタ」と手押し車の音からレース名がついています。
ハイハイを卒業して、よちよち歩きを始める1歳〜2歳くらいの子供が対象になります。
日頃から歩き慣れている子供が有利なのは間違いありませんが、人前に立つ物怖じしない性格も勝利への重要な鍵になるでしょう。
レースの勝たせ方
両レース共、身体的な成熟度が高い子供が有利ではありますが、それ以上に子供の性格やその時の精神状態により左右されるといくことを理解しておきたいものです。
すごく小さい子が、自分より何センチも大きいこよりも先にゴールするシーンは良く目にすることが出来ます。
好奇心の強い積極的な子もいれば、控えめな子供もいますので、性格を変えることは出来ません。
しかしながら、準備をして臨ませることで勝利する確率は何倍にも上がります。
私なりにレース勝利への道筋をまとめてみました。
- ・日頃から練習しておく
- ・子供が興味を持つもので釣る
- ・子供が覚醒している状態でレースに臨ませる
- ・会場に早めに入り慣らしておく
日頃から練習をしておく
ハイハイレースに関しては、日頃からハイハイをさせておくことが重要ですし、カタカタレースに関しても日頃から歩く習慣をつけておくことが需要です。
そしてレースの場合、スタートの号令がかかってからしっかり前に進めるかが鍵になります。
日頃から、「ヨーイ・ドン」と言ってスタートの合図を身につけさせるようにしておくと良いでしょう。(特にカタカタレースではスタートを制することが出来れば、勝てる確率が一気に上がります。)
子供が興味を持つもので釣る
また、子供が興味を示すものを予め準備しておき、釣るように前に進ませるのが良いでしょう。
これに関しても練習で、思うように前に進めさせる練習をさせておくと本番で上手くいく確率が上がります。
子供が覚醒している状態でレースに臨ませる
レースのスタートの時間に、子供が覚醒している状態に持っていくことを一番に考えましょう。
お腹がすいたり眠い状態の時に、レースをしろと言われても子供はぐずるだけです。(特に1歳未満のハイハイレースでは重要になってきます。)
何も、レースの為に日頃の生活のスケジュールを調整するべきだというようなことではありませんが、ご飯の時間や午前寝・昼寝の時間は調整しておいて損は無いでしょう。
会場に早めに入り慣らしておく
また、場所見知りをする子供も多いです。
ただでさえ多くの人に見られて緊張するのに、いきなり知らない場所に連れて行かれて、突然のことだと不安になるのは自然なことです。
会場には少し早めに入って、子供を会場の空気にならしておくことも重要です。
子供の勝利は自分のことよりも嬉しい
ハイハイレースやカタカタレースは子供には良い刺激になり、親にとっても子供との良い思い出になるでしょう。
景品も協賛している企業によっては、かなり良い品を貰えることもあります。
私自身、カタカタレースに初めて参加させた時に、娘が1位になることができた時は、自分自身がリレーで一番になった時よりももっと嬉しかったことを覚えています。
子供の成長を感じ、子育ての刺激になるだけで充分すぎるイベントではありますが、せっかく参加する限りは「勝利」に対して拘って子供に参加させるのも悪くはないのではないでしょうか。