1日の育児の最後に、大きな関門「寝かしつけ」があります。
共働きの家庭も専業主婦の家庭も、両親共々一日の疲れがグッと出て、ゆっくりしたい時間帯に寝かしつけをしなければいけません。
寝かしつけは母親の仕事という家庭が多いようですが、寝かしつけこそ父親がするべき育児のひとつだと考えます。
今回は、子供の寝かしつけは父親がするべき5つの理由に解説していきます。
目次
子供の寝かしつけは父親がするべき5つの理由
子供の寝かしつけは父親がするべきだと考える理由は以下の5点です。
- 母親に自由な時間ができるから
- 父親として子供への愛情が深まるから
- 子供が父親と2人でいることに慣れるから
- 週末の育児にも良い影響が出るから
- 家族仲が円満になるから
①母親に自由な時間ができるから
1日中子供と一緒にいることはかなり大変で、自分の時間を作れないことは大きなストレスになります。
日によって違いはあるにしても、もし子供を寝かしつける30分〜1時間程度の時間、自由時間ができると母親は精神的にもだいぶん楽になります。
子供と一緒にいると家事をするのも大変なので、分担ができれば寝かしつけ中に一日の家事を終わらせることもできます。
②子供への愛情が深まるから
子供がなかなか寝てくれないと、イライラしてしまうものです。
特に、疲れている中パパが寝かしつけをしているのに、ママ、ママと大泣きされたらより一層しんどいです。
しかし、一苦労して寝かしつけした後、子供の寝ている顔を見るととても癒され愛情が深まります。
③子供が父親と2人でいることに慣れるから
仕事が忙しい父親の場合、平日はなかなか子供と一緒にいる時間が作れないものです。
そのような状況だと、子供がパパに懐かないパパ見知りになることも。
ただ、夜の寝る時間だけでも寝かしつけをすることで、子供は父親と二人でいることに慣れます。
父親が寝かしつけをすることで、翌朝の子供の父親に対しての反応が格段に良くなります。
④週末の育児にも良い影響が出るから
日頃から子供の寝かしつけを父親がしていると、週末の父親によるワンオペの難易度が下がります。
母親一極集中の子育てから分散され、週末には夫婦それぞれ時間を作ることができますし、一緒にいても負担が減ります。
日頃の寝かしつけで家族にとって良い週末になるはずです。
⑤家族仲が円満になるから
子供の寝かしつけをすると、母親である妻から父親である夫への感謝の思いから夫婦仲が円満になります。
子供も父親になじむので、父親が母親に嫉妬するようなことも無くなりますし、母親も夫へのイライラは減るでしょう。
家族全体の関係性に好循環が生まれ、家族円満で過ごすことができるはずです。
父親が寝かしつけを継続する3つコツ
父親が寝かしつけをするべき理由はわかった所で、忘れていけないのは父親の寝かしつけの難易度が決して低くはないということです。
父親が寝かしつけを継続する3つのコツを抑えておきましょう。
- 夜の時間割を決めておく
- 寝る前のルーティンを決めておく
- 寝かしつけのご褒美をとっておく
①夜の時間割を決めておく
18時頃から、子供が布団に入る20時過ぎの時間を目指して生活リズムを整えるようにしましょう。
(例…18:00〜晩飯、19:00〜お風呂、19:30〜リラックスタイム など)
毎日完全に同じ時間にということは難しいかもしれませんが、意識して調整をしたいものです。
18時台はまだ父親は家に帰ってきていない可能性が高いので、親同士の連携が重要になってきます。
②寝る前のルーティンを決めておく
寝る前に毎日同じことをしておくと、子供も寝る時間なんだと理解して寝る体制に入ります。
機嫌によって上手く行かないときもありますが、子供がごねたとしても寝る時間になったことは確実に理解しています。
我が家では、娘のお気に入りの唄を聴かせ、母親とハグとチューをする、というようなルーティンがあります。
③寝かしつけのご褒美をとっておく
寝かしつけはまぁまぁ大変なので、寝かしつけをした後にご褒美を作っておくと良いでしょう。
お酒でも良いですし、スイーツでもですし、ゲームをしても良い時間でも良いと思います。
ゆっくり好きなことをする時間が必要なのは、父親も母親も必要なことです。
自身へのご褒美が継続するためには欠かせません。
たまに子供と一緒に寝るのは許してあげて
父親に寝かしつけをお願いしたら、子供より先にイビキをかきはじめた…そんな話を耳にします。
確かに母親の立場からすると、良い気はしないと思います。
ただ、父親が寝たのを見て諦めて子供が寝てくれることもあります。
父親も疲れている中、寝かしつけをしてくれているのだから理解をして許してあげてほしいです。
父親目線で、寝かしつけを継続させる為には、父親自身が寝かしつけをして良かった!と思えることがとても大切です。
自分自身で褒めてあげることができる人でも、せっかく頑張ったのに妻にガミガミ言われたら、じゃあお前がやれよ!と思ってしまうのは自然なことです。
上手いように旦那をコントロールして、良い夫・良い父に育て上げてください。