節約をする上でのキーワードの1つに「自炊」があります。
自炊は同居する人数が多ければ多いほど効果が大きいですが、一人暮らしでも毎日続けることで大きな節約効果が期待できます。
ただ、一人暮らしの場合自炊を続けるのが難しいのが事実。
今回は一人暮らしの人が自炊を継続をするのが難しい理由と自炊を続ける為の3つのコツについてまとめました。
目次
一人暮らしの自炊は継続が難しい理由
一人暮らしの場合、自炊を継続するのが難しいのは事実だと感じます。
まずは、一人暮らしの自炊は継続が難しい理由を理解する所からはじめましょう。
①サボっても誰にも迷惑をかけないから
ファミリーで生活する場合は、自身が料理をする立場であれば、他の家族までもご飯を食べれないことになってしまいます。
面倒だと思っても、家族の為に料理するこの力が継続をする上でとてつもなく大きな力です。
一人暮らしの場合、自炊をしなくても誰に迷惑をかけるわけでもないので継続するのは本当に難しいのです。
②忙しくて自炊をする余裕がないから
一人暮らしをする現役世代のほとんどが仕事をしているかと思いますが、クタクタで家に帰って来た後自炊をするのはハードルがかなり高いです。
頭では節約になることを理解していても難しいもの。
「今日はいいや…明日また頑張ろう」という日が続き、ズルズルと自炊から遠ざかってしまいます。
③安くておいしく食べられるお店があるから
現代の一人暮らし世帯の増加に伴い、お一人様をターゲットとした店が増えています。
しかも、安くて美味しく頂けるので忙しい一人くらいの社会人は外食が増えるのも自然なことです。
中途半端に自炊をして食材ロスをするくらいなら、外食オンリーの方がコスパは良いという意見を耳にすることも増えてきました。
自炊を続ける3つのコツ
一人暮らしで自炊を継続するのが難しいことを理解できたとして、それでも節約をしたいのであれば、以下3点について意識してみてください!
①主食が常にある状態を作る
ご飯やパンなど主食さえあれば、食事として成立はします。
忙しいときは、冷凍をしておいて、レンジで解凍をする+お惣菜だけでも立派な一食のごはんになるでしょう。
また、レトルト食品も美味しいものがたくさんあります。
やる気がしない時に上手くしのぐ為にも、主食だけはしっかりと確保するのが良いでしょう。
②冷凍を上手く活用する
週末にまとめて作って冷凍しておけば、毎日自炊ができなくても外食の頻度を上げずに済みます。
また料理をする前の食材の状態で冷凍保存をすることで、食品ロスを減らすことができます。
冷凍保存に慣れれば、お弁当の準備が楽になりランチ代の節約にも繋がります。
③完璧を目指さない
自炊をやるからには、栄養バランスの良い食事を!と意気込むかもしれませんが、逆に長続きしない原因になってしまいます。
主食・主菜・副菜・汁物というように品数を増やすと手間は大きく増えてしまいます。
休日など時間がある時はいいですが、平日は「手間がかからない」ことを目指すくらいがちょうどいいでしょう。
料理を楽しめるようになったら勝ち
自炊は習慣化できれば、料理のスキルが上がる・栄養バランスがとれる・節約になると良いことばかりです。
作るのは苦手でも、食べることは好きという人は多いはずです。
食べるのが好きという人は食べたいものを自分で作れる。お酒が好きな人は今日のお酒に合うおつまみを作れる。
料理を楽しめるようになれば、こんなことも普通にできてしまいます。
最初の目的が節約だったとしても、慣れてくれば節約以上に大きな楽しみに昇華する可能性もあります。
お金を使わなくても楽しめる。
料理はそんな趣味にも成り得ます。