子育てをしていると、父親も母親も子供ばかりに目がいきがちですが、パートナーとの関係性は良好に保てていますか?
良い子に育ってほしいと願うのは、父親も母親も同じだとは思いますが、温度感の違いや考えの違いで夫婦仲が悪くなるケースはあるかと思います。
しかし、夫婦仲が悪いと教育上にも悪影響があるので、子供ばかり目を向けるのでなく夫婦仲を良好に保つ事にも意識を向けるべきです。
夫婦仲がうまく行っていれば、自然と子育てもうまく行くものです!
今回は、夫婦の関係性が子供に与える影響についてまとめてみました。
目次
夫婦の仲が良いことが子供に良い影響を与える
夫婦仲が良いと子供にも良い影響があるのか? 答えはYesです!
そもそもですが、子供は親の行動の真似をして育ちます。
仲の良い夫婦の特徴を見ていけば、子供に良い影響を与える理由も見えてきます。
夫婦仲が良いと子供にも下記のような良い影響があります。
- 思いやりを持つ姿勢が自然と身に付く
- 子供の情緒が安定する
思いやりを持つ姿勢が自然に身に付く

子育ては思うように行かないことも多く、パートナー感ですれ違いがあると相手に優しくできない瞬間がどうしても発生してしまいます。
「自分はこんなに辛いのに、旦那(嫁)は全然わかってくれない」を責めがちですが、子育て中でも仲が良い夫婦はお互いを思いやる気持ちが強いと言えるでしょう。
仕事で疲れている。家事で疲れている。育児で疲れている。
そんな状況でも、相手への感謝の気持ちを持てる両親の姿を見て育つと、子供も自然と人に対して思いやりを持つことができるようになります。
思いやりは教えることは難しいので、成長過程で親の姿を見て自然と身に付けさせるのが好ましいでしょう。
子供の情緒が安定する

夫婦仲が良いと、子供は悩みがない状態で、伸び伸びと成長することができます。
反対に夫婦仲が悪いと、親の顔色ばかりを伺って精神的にも落ち着かず、集中力のない子供になってしまいます。
心に余裕を持つことは子供の成長にとっても非常に大切です。
親の不仲が原因で、自分は不幸だと感じ自己肯定感が低くなってしまうケースも少なくないです。
子供の成長の妨げにならないよう、子供の為にもパートナーと良好な関係を保ちましょう。
夫婦円満の秘訣 〜夫婦仲を良くする3つの方法〜

笑顔で過ごせる家庭を作るためにも、子供の成長のためにも、夫婦仲をよく保っておきたいですが、夫婦円満の為に以下のことを心がけるようにしましょう!
- 相手を思いやる
- 夫婦2人だけの時間を作る
- 相手に多くを求めない
相手を思いやる
まずは相手を思いやることが何よりも大切です。
具体的には、ものを考えるときに自分の目線からでなく、相手の目線で考えることです。
例えば、とても疲れている場合、自分目線だと疲れているのに相手にやってほしいと考えます。
しかし、相手目線で考えることができれば、疲れているのは同じだから自分もやって一緒にやるように促すという選択ができます。
自分本位で考えないということですね。
相手に多くを求めない
人は、思い通りにならなかったり期待を裏切られた時に苛立ちやストレスを感じます。
相手に苛立っているとするなら、少なからず期待をしてしまっているからです。
だとするなら、はじめから多くを求めず、過剰な期待をしなければ苛立ちを覚えることも無いのではないでしょうか。
多くを求めなければ、自然と自分でやる姿勢になりますし、お互いがお互いにそのような状態で入れれば自然と分担することもできるはずです。
夫婦2人だけの時間を作る
子育てをしていると子供中心の生活になりがちですが、子供が寝た後、夫婦2人の時間を作ることも夫婦円満の秘訣です。
一緒にいる期間が長くなると、会話やスキンシップが減りがちですが、夫婦仲を保つ為には非常に需要なことです。
お互いに思っていることを言えずに、フラストレーションを溜めるのは関係性が険悪になる原因にもなります。
相手への不満も含めて、自分の考えをぶつけ合うことも大切なことであると言えるでしょう。
英才教育も素晴らしいが家族仲良くが一番!

学力の高い子に育てたい! 芸術面で優れた子に育てたい! スポーツ万能な子に育てたい!
親によって様々考えはあるかと思いますし、実現する為にお金と時間をかけて英才教育を施す家庭もあるかと思います。
それ自体はとても素晴らしいことですが、そのことがきっかけで夫婦仲が険悪になったり、お金の問題で揉めてしまっては、せっかくの英才教育が元も子もありません。
まずは、子供が興味を示したことを好きなようにやらせてあげること、また悩みの無い状態で伸び伸びと生活をさせることが、子供をまっすぐに成長させます。
子供の為にも自分自身の為にも、夫婦の関係を良好に保ち、居心地の良い家庭を目指しましょう。
家族仲良くが一番です!
子供だけでなく、たまには、妻や夫に対して何がしてあげられるか考えてみてはいかがでしょうか。