結婚をし夫婦で一緒にいる中で、関係性や気持ちに変化が出てくることは自然なことです。
ただ、長年一緒にいる中で冷め切った関係の夫婦もあれば、いつまでも仲良しという夫婦もいます。
衣食住を共にする家族でもあるので、相手に対して不満を抱きがちですが、自分自身はどう思われているのか?を考え、行動を改めることも必要です。
今回は男性側の目線で、夫婦関係を良好に保つために夫が意識すべき7つのことについて考えてみました。
目次
夫婦関係を良好に保つために夫が意識すべき7つのこと
夫婦関係を良好に保つために夫が意識すべきことは下記の7つです。
- 子育ては手伝うものでなく主体的にするもの
- 自分は料理はできないと決めつけない
- 夫婦2人だけの時間を作るようにする
- 妻に1人になれる時間を作ってあげる
- 1日全部やるよりも毎日一定量をする方が良い
- 解決策よりも共感をすることに価値がある
- たとえ夫婦でも話さないと伝わるはずがない
①子育ては手伝うものでなく主体的にするもの
女性の社会進出が増え、夫婦共働きが主流になった現代でも、育児に関しては女性の負担が多いように感じます。
お腹にいる時から一緒にいる母親の方が生物学的に向いている事は理解できるとして、父親にしかできない役割もあるはずです。
まずは、意識を「手伝う」ということから「主体的に行う」に変えることが必要です。
細かいことは言いませんが、意識が変われば行動が変わるので、妻からの目線も変わってくるはずです。
②自分は料理はできないと決めつけない
家事の分担は、それぞれが得意なことを分担するのが精神的負担も少なく良いでしょう。
しかし、家事の多くが面倒くさいことなので、自分が苦手なことは相手も苦手ということは多々あるはずです。
特に料理に関しては、一切しない・できないという男性はあまりに多いように感じます。
料理に限ったことでないですが、できないと決めつけずやろうという姿勢を見せることで、妻の感じ方は変わるはずです。
③夫婦2人だけの時間を作るようにする
子供ができるタイミングで、生活リズムや夫婦関係は急激に変わっていきます。
子育てと仕事の両立が求められ、子供中心の生活になり、夫婦2人だけの時間を作ることは難しくなります。
子供も含めて家族で一緒にいる時間があるから大丈夫と思うかもしれませんが、夫婦円満でいたいのであれば、夫婦2人だけの時間を作ることが必要です。
④妻に1人になれる時間を作ってあげる
人間は、コミュニティの中で生きる生物ですが、だからこそ1人きりになれる時間も必要です。
子供が小さいうちは、夫婦で力を合わせて育児をすることが理想ですが、女性の負担があまりに多いように感じます。
意識的に、妻が「安心して」1人でいられる時間を作ってあげることが重要です。
安心して貰えるかは、日頃の行動やコミュニケーション量で決まるので、そこも要注意です。
⑤1日全部やるよりも毎日一定量をする方が良い
何かの記念日に、今日は家のことは全部俺がやるから任せて!と言って胸を張る夫が一定数いますが、大切なのは、その次の日以降です。
家事・育児は365日存在しているので、1日の努力は年間で見ると1/365でしかありません。
それではれば、毎日何も言わずに一定量の家事をこなしてくれる夫の方が全然信頼されます。
妻からの信頼を獲得することができれば、夫婦関係は確実に良好になります。
⑥解決策よりも共感をすることに価値がある
日々の出来事について妻から話を聞くと、夫の立場として返答として解決策を出しがちです。
ただ、その多くはただ聞いて欲しかっただけで、それ以上を求めていないことがほとんどです。
男性と女性の違いもあるので、すれ違いは仕方ありませんが、そういうものだと理解しておきましょう。
夫婦関係に限ったことではありませんが、相手との関係を良好に保つためには、相手が求めていることを理解しておく必要があります。
⑦たとえ夫婦でも話さないと伝わるはずがない
夫婦間で会話がほとんどされない家庭は、関係性が冷え切っているケースがほとんどだと思います。
会話は相手がいてはじめて成立するものなので、自分だけの原因とは言い切れませんが、相手に話しかけているでしょうか?
たとえ夫婦でも話さないと伝わるはずがないという前提のもと、些細なことでも話しましょう。
情報に価値があるのではなく、情報交換をする行為自体に価値があるのです。
すれ違いは常に生じていると思ってちょうど良い
惹かれあって一緒になった男女ですが、元は赤の他人です。
血縁関係がある親子が切っても切れない関係にあるのに対し、夫婦関係は簡単に終わらせることができます。
そういった関係性だからこそ、相手のことを大切にし努力をしなければいけません。
どんなに長い時間一緒にいたとしても、完全に分かり合えるということはありません。
一緒にいる時間が長くなると、言動が似てきた・表情が似てきたということは良い事例として挙げられますが、そういった例が出されるのは、元が全くの他人だからです。
価値観のずれはあって当たり前。すれ違いは常に生じていると思ってちょうど良いでしょう。
そういった前提を持つことができれば、少しでも分かり合うために意識や行動に反映され、夫婦関係は良好に保たれるはずです。
仲が良い夫婦の特徴を取り入れてみる
友人や知人の中で、あそこの夫婦は仲がいいな〜と思うような人物はいますか?
表面的に、良い父親・母親の顔をしているだけという可能性はゼロではありませんが、そう言った夫婦からは「仲が良い」という印象は抱きづらいものです。
いつもニコニコ笑ってたり、さりげなく相手をフォローしたり、そう言ったふとした所で感じられるはずです。
相手のことを理解し信頼していなければ、そう言った言動はできないはずです。
もし、身近にそう言った理想の夫婦がいるのであれば、特徴を真似して取り入れてみてはいかがでしょうか。
夫婦関係は、最初は小さなことでヒビが入り、少しずつ壊れてしまうものです。
夫婦関係が上手くいけば、家庭内での居心地も良くなり、人生の幸福度はかなり向上します。
親同士が仲が良いことは子供にとっても良い影響を及ぼします。
まずは、1つだけでも自身に取り入れてみてはいかがでしょうか?