我が家には2019年3月現在、生後5ヶ月になる娘がおります。
子供は生まれて3年で一生分の親孝行をすると言いますが、その言葉は嘘ではないと思います。
そこにいるだけ、ただ生きるだけで幸せな気持ちにさせてくれる存在であり、生後まだ半年も経ちませんが、既に親孝行な娘だと感じています。
‥しかし、始まってしまいました『パパ見知り』が。こういう時期が来るのはわかっていましたし、心の準備はしていたつもりですが、悲しみが深いです。
抱っこをされて泣くことはまだありませんが、確実に険しい顔になりますし、顔を近づけると背けたり、明らかに数週間前と反応が変わってしまいました。
父親としては辛い時期ではありますが、『パパ見知り』の原因を理解し、乗り越える為に対策をまとめてみました。
『パパ見知り』によりショックを受けているお父さん。そしてお母さん。
『パパ見知り』はいつからいつまで?

「私、人見知りなんです‥」という人も多いと思いますが、赤ちゃんにも同じことが起こり始めます。
『パパ見知り』は『父親に対する人見知り』です。
一般的には、生後6~7ヶ月頃から2歳頃まで続くと言われています。
当然、個人に寄り時期は異なりますので一概には言えませんが
「え?そんなに長い間、子供から人見知りされるの?」と父親は思うかもしれません。
我が子はきっと早い段階でパパ見知りをしなくなる!という希望を抱き、日々子供と接するようにしたいものですね。
『パパ見知り』の原因を理解する
先日、小学生の頃からの友人が我が家に遊びに来てくれました。
友人に抱っこされたギャン泣きを始めた娘を見て、身近な人とそうでない人の区別ができるようになったんだ、と微笑ましい気持ちになりました。
赤ちゃんが『パパ見知り』をする原因は、生きる本能です。
1日中ずっと一緒にいる母親に対しては自分を守ってくれる存在であることは理解していますが、1日に数時間しか一緒にいない父親に対しては警戒する気持ちが出てくるんですね。
数時間の間、一緒にいてお世話もしているのに何で警戒するんだ?とも思う父親も多と思いますが、子どもの1日は大人が感じる1日と違いとてつもなく長い時間です。
いつも一緒にいる人(=妻)と、たまに一緒にいる人(=私)という認識かもしれません。
こればかりはしょうがないことですね。
『パパ見知り』対策

父親自身
『パパ見知り』をする時期は必ず来る!と父親自身が理解することです。
成長をの証だ!と前向きな気持ちで受け止めるようにしましょう。
パパが嫌いというわけではなく、ママが好き。ということも事実です。母親とはいつも一緒にいるので、臭いや気配がするだけで、赤ちゃんは安心感を得るのです。
冷たい態度だから嫌いというわけではありませんし、そういう態度だからと言って子供との接触を減らすことは子供の成長の為には良くありません。
父親の立場からすると悲しい気持ちになりますが、心の持ちようで乗り切りましょう!
母親のフォロー
一般的に、子供と触れ合う時間が母親よりも少ない父親は、そもそも『パパ見知り』という現象を知らない可能性もあります。
「なんでそんなことも知らないの?調べればいくらでも情報出てくるじゃん!もっと積極的に育児について考えてよ!」と怒るのではなく、理由を伝えて、成長しているということを共有するようにしましょう。
父親の育児へのモチベーションが下がると、母親の負担がさらに大きくなります。
いかに褒めて、やる気にさせるかも大切なことです。
男は単純な生き物ですよ。男の私が言うのだから間違いありません。
妻に嫉妬する日々を楽しむ

愛する子供が、自分にはそっけない態度をとるのに、母親にはニコニコと甘えている姿を見ると、正直悲しい気持ちになります。
そして、俺も頑張ってるのに何で…と妻への嫉妬が生まれます。
しかしながら、それ自体悪いことではないし、自然なことだと思います。
頑張っているから、子供のことが好きだからそういう気持ちが湧いてくるんです。
子供の成長はあっという間なので、また次の成長過程にぶつかり、そんな時期もあったなーという気持ちに変わります。
育児はこの先も続いていきますが、「今」の子育ては「今」しか味わえません。
嫉妬する今を楽しみながら、子育ての日々を楽しみましょう。