子育てをしている世帯では、子供が中心になり「個人の時間」や「夫婦二人の時間」を持つことが難しいと思います。
子供が小さいうちは特に目が離せないので、自分の時間が欲しいなんて考えるのは贅沢と思うかもしれませんが、そう思うのはごく自然なことだとです。
保育園に預ける前の場合、子供から離れて自分の時間を作る選択肢として「一時保育」があります。
小さいうちに他人に子供を預けるなんて不安という声もあり賛否あると思いますが、私は個人的には一時保育は肯定的に捉えています。
目次
リフレッシュの為にこそ一時保育は使うべき
育児はかなりのストレスがかかっている
「育児うつ」「育児ノイローゼ」という言葉がある通り、育児は肉体的にも精神的にも負担が大きい仕事です。
特にワンオペで誰にも相談や共有が出来ない場合はその負担はよりいっそう大きなものでしょう。
仕事の場合、週に1回か2回は休みがあると思いますが、育児には休暇はありません。
リフレッシュという意味だけでも、一時保育を利用することは大きなメリットがあると言えます。
精神的余裕が生まれ翌日からの育児に良い影響が出る
心に余裕がない状態で育児をしていると、自分自身にも子供にも悪い影響が生まれます。
時として子供に強く当たってしまって後悔…なんてことも起こりえますし、子供も親の機嫌が悪いのを察して不安になります。
常に精神的に余裕を持って育児が出来る訳ではないと思いますが、育児に行き詰まり限界を感じた場合は、リフレッシュが必要です。
リフレッシュし精神的に余裕が生まれれば、翌日から育児にも良い影響が生まれるものです。
子供も他人とふれあう機会で良い刺激になる
一時保育では、親からの目線でのメリットでなく子供にも良い刺激になるというメリットがあります。
保育園に預け始めには「慣らし保育」をすることが多いと思いますが、いきなりでなく少しずつ両親や親族以外の大人と接触する機会も必要です。
また、1歳後半から2歳くらいになると同世代の子供とも一緒に遊ぶことが出来るようになります。
社会性の発達という観点でも、一時保育は子供に良い影響を及ぼします。
罪悪感を感じる必要はない
親から離れる機会が少ない子供は、一時保育で預けるたびに大泣きをするので、罪悪感を感じるかもしれませんが回数を重ねれば慣れてきます。
また専業主婦の場合は夫が外で汗を流して稼いできたお金を、自分のリフレッシュの為に使うのは申し訳ないと感じるケースもあるかもしれませんが、育児は時として仕事よりも大きな負担があると言えます。
育児に365日休みがないのだからリフレッシュは必要ですし、罪悪感を感じる必要はありません。
少しの間だけでも子供と離れてみて心と体を休めることはとても大切なことです。
子供が小さいうちの育児期間中は、ご飯を食べているときや子供が寝ているときでさえも気になって休むことが出来ないと思います。
無理してでも休む努力をするように心掛けましょう。それが自分を追い込まない為の策のひとつになります。
一時保育の機会に知育をしてもらうのも良し
育児保育は大人だけでなく子供にも良い刺激になるということを前述しましたが、せっかく一次預かりをしてもらうのであれば、その時間に知育をしてもらうのも良いかもしれません。
知育に興味がある人は、教材を買って家で見聞きをさせているかもしれませんが、一時預かりの機会にプロに見てもらうことは意義があるものです。
習い事という感覚で、月に1・2回程度定期的に利用するのも良い選択になると思います。

子育ては肉体的にも精神的にも負担が多いものです。
だからこそ、心に余裕を持てるかどうかで充実したものになるか辛いものになるかが分かれてきます。
もし今の子育てに余裕が持てないということがあれば、一時保育を利用してみてはいかがですか?