「魔の2歳児」という言葉がある通り、2歳児の子育てに苦労するご家庭も多いでしょう。
イヤイヤ期は自我が芽生えている証でもあり、成長の過程で必要なことですが、それを理解していても面倒くさいと感じてしまうものです。
そして、父親を悩ます子供の発言として「ママが良い。パパ嫌。」と言うものがあるでしょう。
今回は2歳イヤイヤ期・パパ嫌いの対処法についてです。
2歳イヤイヤ期・パパ嫌いの対処法
①子供と同じ空間にいる時間を増やす
母親と比べて、父親は子供と過ごす時間がどうしても短くなってしまうという家庭が多数派だと思います。
仕事の都合もあるので、そうもいかないと言う声も上がるかもしれませんが、同じ空間で過ごす時間を極力増やすようにしましょう。
子供と2人きりの時間を作ることも大切です。
母親の負担減にもなりますし、子供と向き合うことにも繋がるので、お風呂に入れる・寝かしつけをするなどは積極的にやると良いでしょう。
②子供に寄り添って話をする
子供がイヤイヤ言うのにも、何かしらの理由があるはずです。
イヤイヤ言うな!と否定するのではなく、「どうしたの?」「何が嫌なの?」と問いかけてみてください。
2歳になると喋る言葉も増えてきますが、まだまだ伝えたいことが言えなくて子供もイライラしてしまうのかもしれません。
2歳になる頃には、上手く喋れなくとも、親が言っていることの意味は理解できるようになっています。
子供に寄り添って、コミュニケーションをとろうとする姿勢が必要です。
③妻に頼らず父親目線で判断する
子供のことで困ったことがあると、なんでも母親である妻に聞いてしまうという父親は多いでしょう。(私も含めてですが…)
ただ、奥さんに頼ってばかりだと、子供もより一層「ママ、ママ」となるでしょう。
子供が何を感じているのか?何がしたいのか?を自分なりに考えて、子供と向き合うようにしましょう。
また、ある程度は子供が思うように行動させることも大切です。
一方的に叱るのは逆効果なので、気をつけなければなりません。
自身の行動を振り返ることも必要
子供がイヤイヤ言い出すと、「うるさいな…」「面倒だな…」と感じることはあるかもしれませんが、冷静に自身の行動を振り返ってみましょう。
家に帰った途端、子供のことはほったらかしにして、テレビやスマホに夢中になっていませんか?
仕事が終わった後くらい自分の時間が欲しいという気持ちもわからなくはないですが、その結果が「パパは嫌」に繋がっているのかもしれません。
子供から見たら「パパは全然遊んでくれない」とか「パパは臭い」とか思っているかもしれません。
子育てに積極的に参加せずに、「子供にもっと好かれたい」というのは虫がいい話です。
家庭内での無意識の行動まで含めて、振り返って考えてみるとヒントはあるのかもしれません。
子供の成長だと理解し堂々しておく
子供に「パパ嫌」と言われるとショックを受けてしまいますよね。
ただ、イヤイヤ期は子供の成長の過程において必要な時期です。
あらかじめ、そのことを理解しておき、嫌だと言われても堂々として子供に接しましょう。
子供に寄り添って、しっかり関わる姿勢があれば、3歳・4歳頃にはパパッ子になっている息子・娘がいるはずです。
子供の成長は予想よりも全然早いです。
今この瞬間の子供は今だけのものです。
成長に喜びを感じながら、子供と過ごす1日1日を大切にしていきたいものです。