サラリーマンの皆さんは、お昼休みはどのように過ごされていますか?
私は、例外を除いては持参した弁当を食べてから、少しおなかを休ませた後、後半20分程度仮眠をとるようにしています。
仮眠をとることで、すっきりした気持ちで午後から改めて集中できている気がします。
短時間の睡眠は、業務効率を上げることは実証されていて、某大企業は社員の昼寝を推奨しオフィスの中に寝具を用意しているいうことが話題になりました。
仮眠をするとどのような効果がもたらされるのでしょうか?
目次
短時間仮眠の効果
集中力が高まり効率が上がる
仮眠をとることで、午後からリフレッシュした形で業務に臨むことができます。
「朝一は最も効率の良い時間」だからクリエイティブな仕事をするべき。というような話はよく聞きますが、仮眠後はそれに近い状態になります。
朝の場合は、実際に起きて会社に着くまでにかなりの時間がかかってしまいます。
仮眠をとった午後一番の時間は、仕事に直に反映することができます。集中力を使う仕事や考える仕事などがおすすめです。
私は、重要性は高いけど緊急性のない仕事をするようにしています。
夕方の眠気とだるさを抑えることができる
朝から起きていると、夕方頃には眠気や体のだるさが出てきます。
前日の睡眠時間が不足してしまうと、顕著に表れますし、しっかり寝ていても頭や体を使うと知らず知らずのうちに疲労がたまっているものです。
また、夕方の時間は朝に比べて業務量が減る傾向にある仕事も多いと思うので、心理的に、どうしてもだらけてしまうものです。
仮眠をとることで、昼に一度疲労感を抜くことができるので、終業まで体力と気力が維持できます。
夜の睡眠不足の補助的な役割をしてくれる
仮眠をとることで、前日の夜の不足した睡眠を補助する効果もあります。
日本の社会人の約4割が6時間未満睡眠の「睡眠負債」を抱えている状態にあるそうです。
働く世代の方こそ、お昼休憩に仮眠をとることが必要とされているかもしれません。
とはいえ、夜の睡眠もしっかりとり「睡眠負債」から抜け出すことを一番に考えたいですね。
仮眠をとるおすすめの姿勢と環境作り
可能であれば、椅子を並べて横になるのがいいですが、職場の環境によってはなかなか難しいかと思います。
その場合は、椅子に座り背もたれにもたれかかる姿勢でも良いですし、光を遮断するために、机にうつぶせるという姿勢でも良いかと思います。
短時間睡眠をより効率的なものにするために、アイマスクをして光を遮断する・イヤホンをして音楽を聴き眠りに集中するというのも良い方法です。
もし、眠れなくても目を閉じて、仮眠をとるのと同じ環境を作ることができれば、仮眠をとるのに近しい効果を得ることができます。
寝すぎには注意、疲労時はアラームでコントロール
職場での仮眠は、深い睡眠をとるわけではないですし、脳みそは眠っているわけではないので、習慣化してしまえば、自然と目が覚めます。
イメージとしては眠ってるんだけど起きているというような感じです。
しかしながら、前日睡眠が不足していたり、体調が悪かったりする時は、必ずアラームをセットするようにしています。
時々、自分の体調を過信して、アラームなしで寝過ごしてしまうことがありますが、逆に疲労感がでたり、もっと寝たいという気持ちに囚われてしまいます。
睡眠のはサイクルがありますので、ひとたび深い眠りのゾーンに入ってしまうと、完全に体がスリープモードに入ってしまうので、気を付けましょう。
仮眠を取り入れて、充実した一日にしよう
仮眠を取ることで、良いリズムができます。
多くの人が平日は、仕事に大半の時間を奪われてしまうかもしれませんが、就業前と終業後のプライベートの時間にも良い影響が生まれてくると思っています。
ストレス社会と言われますが、一番のストレス解消は睡眠にあると私は信じています。
折角の昼休み、スマホをいじって眼精疲労をためる過ごし方ではなく、仮眠を取り入れて仕事とプライベートの充実をはかるという過ごし方をしてはいかがでしょうか。
睡眠は生活を左右します。充実した一日をお過ごしください。