季節の変わり目は体調を壊してしまうという方も多いかと思います。
特に、寒い日と暑い日が交互に訪れると、体に不調をきたしてします。
とはいえ、日本には四季があり日々季節が移り替わっているので一年のうち、半分くらいは季節の変わり目ということになってしまいます。
寒暖差が激しい時期は特に意識して体調管理をしたいものです。
今回は、季節の変わり目の体調管理のポイントについてまとめてみました。
自律神経を整える
季節の変わり目に体調を壊しやすい理由として自律神経の乱れがあります。
自律神経には、活動をするときに活発になる交感神経と、休息をするときに活発になる副交感神経がありますが、寒暖差が激しいと交感神経が優位に働くため、バランスが不安定になります。
自律神経の乱れが生じると、体の不調が出てきてしまいます。
交感神経学的強く働き過ぎるのであれば、副交感神経を働きをよくする(すなわち、しっかりと休息をとりリラックスした状態を作る)ことに注力をしたいものです。
とはいえ、単純に睡眠の量を増やせば良いというわけではありません。バランスが大切です。

血流をよく良くすることでリラックスできる効果がありますので、適度な運動やお風呂にゆっくりとつかるなどして、良質な睡眠をとりましょう。
また、寝る前にスマホを見るなどして、むやみに交感神経の働きを強くするようなことも控えましょう。
持病のある方は特に注意
季節の変わり目は、何となく体のだるさを感じやすい時期ですが、持病のある方は特に悩まされるかと思います。
私自身、特に春と秋の季節の変わり目に鼻炎がひどくなり、目のかゆみがひどくなりますので、その時期に合わせて予防はするのですが、薬が全然効かないときもあります。
また、肩こりや腰痛、頭痛に悩まされるのもこの時期です。
症状は様々だと思いますが、原因はいずれも寒暖差や気圧の変化によるものです。
対策をしても、なかなか快適に過ごすことは難しいかとは思いますが、症状の原因を理解して、症状を緩和させるということはできるかもしれません。
体だけでなく心の病にも注意
体と心は繋がっているよく言いますが、季節の変わり目は、体調の不良だけでなく、心の病にも気を付けたいです。
春先は期が変わるタイミングでもありますので、環境の変化により普段以上にストレスがかかることもあるかと思いますし、秋から冬は日照時間が短くなり、気持ちがふさぎ込みがちになります。
心の病気の場合、原因は様々だと思うので、環境を見直しストレスの原因を突き止めるようにしたいですが、何となくやる気がしない、理由はないけど辛いということもあるかと思います。
この場合もやはり、自律神経に注目するようにした方が良いかもしれません。
良質な睡眠や、健康的な食生活、適切な運動などを心がけ、生活リズムを整えることに意識しましょう。
また心の病の場合は、一人だけで抱え込まず、相談したり、話を聞いてくれる人の存在が救いになります。
辛いことは溜め込むと良い方向には向かいません。口に出して吐き出すだけでも、すっきりするものです。
こちらに関しては、季節の変わり目だけの話ではないですが、自分のことを理解してくれる人を作っておくことが大切です。
ある程度は受け入れて前向きでいるべき
しっかりと対策をして、症状を緩和することは当然可能です。
しかしながら、季節の変わり目に体調を壊しやすいのは人間の体の構造上、仕方がないことでもあります。
「だるい…きつい…辛い…」気持ちはよくわかりますが、そんな気持ちでいても症状は改善するわけでもないですし、逆に症状に気が向いてしまいます。
体の構造上しょうがない!とある程度は受け入れて、前向きでいた方が事は好転するというものです。
季節の変わり目の辛い時期、体調不良者も出てきやすいですが、みんなで乗り越えてきましょう!