ライフハック

将来の備え作り「預金・NISA・iDeCo」の考え方と始める順番

毎月コツコツとお金を貯め、貯蓄を増やしている人が次に考えることと言えば、より効率的にお金を貯めることではないでしょうか?

資産運用でよく耳にするNISAやiDeCo。

気になっているもののどちらが良いのか?それぞれの目的は?

本日は、預金も含めたNISA・iDeCo の考え方と始める順番について解説していきます。

「預金・NISA・iDeCo」の考え方

まずは、それぞれを利用する目的を理解しておきましょう。

  • 預金 → 直近半年以内で利用する可能性が高いお金を蓄える(短期)
  • NISA → 5年以上先に必要になるお金を蓄える(中期〜長期)
  • iDeCo → 老後(60歳以降)に必要になるお金を蓄える(長期〜超長期)

預金の最大のメリットは、いつでも出入金ができることです。

短期的目線でいうと、価値の変動リスクもほとんどないので、直近の生活で必要になるお金は預金が向いています。

短期保有には向いているものの、長期運用になると金利が低すぎる点やインフレリスクを考慮するとおすすめとは言えません。

NISAは、通常のNISAと積み立てNISAがありますが、非課税期間・年間上限額・投資商品など違いがありますが、中期〜長期で蓄えを作るのに向いています。

元本割れリスクはあるものの、すぐに利用する予定が無いのであれば、預金するよりも高い金利が見込むことができます。

教育費などの中期的な備えだけでなく、老後資金のような長期的な備え作りにも向いています。

iDeCoは、個人型確定拠出年金の略称であり、その名の通り個人で年金を作るということが目的にあります。

もちろん、NISAで老後資金を作ることもできますが、iDeCoは全額所得控除できる点や受け取り時に税制優遇が受けられるなどのメリットもあります。

60歳までは引き出しができないという制限がありますが、老後資金を作ることのみを目的にするので、よりおすすめと言えるでしょう。

「預金・NISA・iDeCo」どの順番で始める?

「預金・NISA・iDeCo」という順番にしているので、予想できた方も多いかもしれませんが、預金→NISA→iDeCo の順番で始めるのが良いのではないかと思います。

  1. 半年を目安に生活防衛資金を「預金」する
  2. 「NISA」で中長期目線での蓄えを始める
  3. 「iDeCo」で老後資金対策を強化する

①半年を目安に生活防衛資金を「預金」する

例えば、1ヶ月の支出が30万円の家計は半年の生活費180万程度は預金で作るのが良いのではないかと考えます。

突然、収入が減ることや急遽お金が必要になることも想定しておかなければならないご時世です。

半年というのはあくまでも目安ではあります。

流動性の高さと金利の低さを天秤にかけて、個人ごとに預金しておく額を調整すると良いでしょう。

もし、生活費1年以上が銀行口座に眠っているのであれば、次のステップを考えてみるタイミングかもしれません…。

②「NISA」で中長期目線での蓄えを始める

預金が増えたら、次はNISAかiDeCoかで悩む人も多いかと思いますが、個人的にはNISAから始めるのが良いかと思います。

NISAは、iDeCoと異なり資金拘束がないのが最大の理由です。

また、つみたてNISAであれば長期投資を視野に入れた運用ができるので、使う予定が無いお金を預けておく良い選択と言えるでしょう。

大きな資産が無く、少しずつ資産形成をしていきたい人であれば一般NISAよりも積み立てNISAを選択がおすすめです。

③「iDeCo」で老後資金対策を強化する

NISAの非課税枠を使い切ったのであれば、iDeCoも並行して利用を検討するタイミングかも知れません。

流動性がないのはデメリットですが、老後資金のみに絞って捉えるのであればメリットにもなり得ます。

もともとは、年金制度の薄い自営業者向けの制度であったものの、会社員や公務員も穏健を受けられる制度に鳴っています。

iDeCo の上限拠出額は職業により異なりますが、短中期的な目線で資産形成が順調に進んでいるのであれあば、税制優遇を受けられる良い選択です。

貯蓄の目的により配分は決まる

NISAの非課税枠は、NISA→年間120万円(月10万円)or 積み立てNISA→年間40万円(月3.33万円)。

iDeCoは、自営業者→月6.8万円、会社員→月1.2万円〜2.3万円、公務員→月1.2万円 と職業により異なります。

例えば、企業年金に加入していないサラリーマン(独身)の場合、積み立てNISAで月3.3万円を積み立てつつ、更に余裕があればiDeCoで2.3万円積み立てができるというイメージです。

5.6万円の非課税枠を毎月積み立てることができれば、老後問題は解決するだけの蓄えはできますが、5.6万円の積み立ては誰しもできる金額ではないでしょう。

毎月、頑張っても2万円が精一杯…。そうなるとその限られた資金を配分して貯蓄に回さなければなりません。

積み立てNISA一本という選択肢もあると思いますし、1万円ずつNISAとiDeCoで積み立てるという選択肢もあるでしょう。

漠然とした将来の不安に向けて、貯蓄を増やしていく中で、その目的や用途を考えるようにしましょう。

より明確なマネープランの組み立てに繋がっていくでしょう。