あなたは自分自身を変えたいと思ったことはありますか?
多くの人がYesと答えたかと思いますが、その答えの数と同じだけ「結局変われなかった」という事実があると思います。
今回は、人が簡単には変われない理由と自分を変えたいと思った時に意識すべきことについての記事になります。
目次
なぜ人は簡単に変われないのか?
多くの人は「人は変わりたい!」と思った時に、一大決心をして大きく舵を切るものかと思います。スタートダッシュは大切ですからね。
しかし、なかなか継続できない。やる気がしない。結局、気が付いたらやめてしまっていた。なんてことはあると思います。
なぜ人は簡単には変われないのでしょうか?
それは人間には、現状維持バイアスがあるからです。
「変わりたい!」と仮に思ったとしても、脳の奥底では「変わりたくない」と抵抗する本能が働いています。
この本能に逆らって、自分を変えようと思ってもより強い力で抵抗するだけです。
では一生涯、自分を変えることはできないということになるのでしょうか?
その答えはNoです。
いきなり変わろうとすると脳が拒否反応を起こしますが、脳が気付かない程度の少しずつの変化であれば抵抗すること無くなれることができます。
そして、「変わった自分=普通の自分」というように定着するのです。
自分を変えたい!と思った時に実行すべき3ステップ
それでは自分を変えたいと思った時に実行するべき具体的な3ステップについて解説していきます。
ステップ① いきなりは変われないと理解する
ステップ② 変わる為の計画(期間・ゴール)を立てる
ステップ③ 焦らず少しずつ実行する
ステップ① いきなりは変われないと理解する
人間には生きる為に現状維持をしたいという本能がある以上、いきなり変わることができません。
まずは、そのことを強く理解することです。
そのことを理解しておけば、変われない自分に失望する必要はありません。
生物である以上、当然のことと理解しておきましょう。
ステップ② 変わる為の計画(ゴール・期間)を立てる
脳が気付かない程度に少しずつ変化する必要がありますが、当然時間がかかります。
また、少しずつ変えるのも計画無くしては上手く進めようもありません。
まずは、最終的な目標(=ゴール)を決めること、そしてそのゴールにたどり着くまでの期間を決めることです。
少しずつなので、自分が思うよりも小さな変化を繰り返していかなければなりません。
ステップ③ 焦らず少しずつ実行する
実際に、計画に沿って動き始めたとしても、あるタイミングでもっと早く変わりたい!と思ってしまうものです。
そんな時にも、最初に立てた計画に基づき行動することです。
焦る気持ちはわかりますが、時間をかけずにやった結果、すぐに元通りになってしまっては元も子もありません。
ゆっくり、しかし確実に進んでいきましょう。
ほんの少しの変化の積み重ね
変わっているか変わっていないかわからない。それくらいの小さな変化が成功の鍵になります。
ほんの少しの変化の積み重ねでしか人は変わることはできません。
「意思の力」ほど役に立たないものはないのです。
ダイエットをしたい、筋肉をつけたい、お金を貯めたい…etc
決して適当な気持ちでそう思ったわけではないはずです。
変わろうと思うのであれば、本能に逆らわず少しずつ変化していく。
このことを意識するべきです。