在宅勤務をしていると、誘惑が多くなかなか集中できないというあると思います。
別にサボりたい訳ではないのに集中できず、気がついたら仕事以外のことをしてしまった。上司には言えないけど多数派意見だと思います。
やる気はあるのに、集中できないことは実はかなり苦しいことです。
今回は、在宅ワークで仕事に集中する為にできる工夫についてまとめて見ました。
目次
在宅ワークで仕事に集中する為の5つの工夫
在宅ワークの場合、集中しようとすればするほど集中ができなくなります。
頭で考え手ばかりだと悪循環になるので、工夫をしてみることが必要になります。
①良い姿勢を保つようにする
肩こりや腰痛は、デスクワークをする人にとっての職業病のようなものですが、在宅ワークになってより一層ひどくなったという声を聞きます。
私の周りでも、家に机と椅子が無くソファーに座って仕事をした結果ひどい腰痛に悩まされた同僚がいました。
良い姿勢を保つことは集中すること密接に関わってきます。
少し高価なオフィスチェアの購入は、充分に見合った買い物になります。
長期にわたり利用するのであれば、検討の余地は充分にあると思います。
②適度に身体を動かす
在宅ワークになり、運動量が減ったという人は多いと思います。
血流を良くすることは、シンプルな健康法です。
何も、外に出てランニングしたり、筋トレをすることだけが運動ではありません。
30分に1回腕を回す、伸びをする、こういった小さなことでも集中に繋がる大切なことです。
私の場合は、ストレッチ用マットを買って身体を動かすようにしていました。
会社ではなかなか横になってのストレッチができないので、在宅でのストレッチは仕事にも良い影響を与えてくれました。
③しっかり休憩を取る
職場の環境にもよりますが、1日9時間拘束8時間労働で1時間はお昼休憩の時間という会社は多いと思います。
お昼休憩は仕組みの上でも休憩することが認められていますが、在宅ワークの場合は線引きが難しかったりします。
ダラダラと長時間働くよりも、短時間集中する方が良いと私は考えます。
たとえ在宅ワークでも、しっかりと休憩を取りましょう。
そして、働く時間は仕事に専念する。中途半端が一番効率が悪い時間です。
④誰かに見られる環境を作る
監視されているというと、あまり聞こえは良くないです。
上司の立場から、WEBカメラの常時接続を要求された場合は、窮屈に感じるのは事実でしょう。
しかしながら、現場の人間同士で能動的に誰かに見られている環境を作る、その方が集中できるという意見が出てくるのであれば話は別です。
強いストレスは精神的にも良くないですが、程よいストレスは集中することへの手助けになります。
⑤行動にこだわる
在宅ワークだと、勤務時間中に何をしているか見え辛くなります。
だからこそ結果のみで評価されることが増えました。
ただ評価されるのが過程でなく結果であるのであれば、結果に繋がる行動以外はしなくて良い訳ではないと考えます。
楽をして成果を挙げられるのであれば誰も苦労しませんし、成果をあげている人は陰で人一倍考え行動しているものです。
結果がより強く求められる、だからこそ自分自身に目標を持ち行動にこだわるべきなのです。
この考えは、集中にも繋がりますし、メリハリを生むこともできます。
集中力が長持ちしないのは自然なこと
責任感が強いタイプの人間ほど、仕事に集中できない自分にを情けなく感じ、ストレスを溜めてしまいます。
会社や上司・同僚に対して後ろめたい気持ちが生まれるかもしれません。
しかし、集中力が長持ちしないことは自然なことです。
小学校の授業は1コマ40分でした。人間の集中力は持って数十分だということを理解している賢者の作った仕組みです。
大学になると、1コマは90分でした。大学の講義は自由度が高いこともありますが、多くの生徒が講義に集中していなかったことを昨日のように覚えています。
「集中力を長持ちさせようとする」という考えでなく、「集中する時間を作る」という考え方にした方が良いでしょう。
集中できる環境は自分で作る
在宅ワークだと集中できないのは仕方が無いとい考えは、甘えかもしれません。
家庭環境により、集中できない要因は他にもあるかもしれませんし、個人を責める訳にはいきません。
それに、他の人もどうせサボっている…そんな考えが浮かぶかもしれません。
しかし、感情をコントロールし仕事に集中している人も確実に存在します。
普段、出社時は集中できる環境を会社に作ってもらっていると理解するべきです。
環境は誰かに作ってもらうだけでなく、自分自身で作り出すことのできるものです。
集中できる時間が多い分だけ、きっと仕事もはかどるはずです。
ちょっとした工夫をしてみることで、充実した在宅ワークにしましょう。