週明けの月曜日はどうしても憂鬱で、やる気が出ないという人も多いかと思います。
そして、お盆休みや正月休み、ゴールデンウィークなどの長期休暇あけであれば、より顕著ですよね。
とはいえ、早い段階で切り替えないと後々で自分自身に負担が返ってくるので、早めに仕事モードをONにしたいところです。
それにしても、連休ボケはなぜ、起きてしまうのでしょうか?
また、連休ボケを早く解消する為には、どうすればよいでしょうか?
今日から使える、連休ボケの解消法について考えてみました!
目次
連休ボケの原因

連休ボケ(休みボケ)とは、連休明けにやる気が起きなかったり、集中できなかったり、体が重く感じる状態のことを言います。
そして、連休ボケが起こる原因にあげられるのが、自律神経の乱れです。
人間には、活動をするときに働く交感神経と、リラックスをしている時に働く副交感神経があり、うまくバランスを取りながら活動を休息をしています。
しかしながら、連休中は仕事のある平日に比べて、副交感神経が優位に働きます。
仕事のある日中は交感神経が働いている状態かと思いますが、連休で日中でも交感神経の働きが鈍い日が続くと、休み明けはなかなか交感神経が働かないのです。
このため、始業後もボーッとして集中力を欠いたり、体が重く感じてしまうのです。
連休ボケの解消法・5選
休暇が続いたら、自律神経が乱れる事は仕方がないとしても、連休ボケは早い段階で解消したいものです。
連休ボケの解消法について5点紹介します!
- 連休明け前日は同じサイクルで生活をする
- 日中に体を動かしておく
- 朝起きたら日光を浴びるようにする
- コーヒーなどカフェインを摂取する
- 熱めのシャワーを浴びる
連休明け前日は同じサイクルで生活をする

本来であれば、連休中ずっと毎日同じサイクルで生活をする事が好ましい訳ですが、休みが長くなればなるほど難しいかと思います。
毎日が難しくとも、連休が終わる1〜2日だけでも、起床・食事・入眠の時間を調整するだけで大きく変わります。
交感神経と副交感神経の働きは、ライスサイクルで大きく変わってきますので、特に意識しましょう。
日中に体を動かしておく

アクティブな人には、あまり問題がないかも知れませんが、日中に体を動かしておく事で交感神経が働くので、連休ボケの防止になります。
どうしてもゴロゴロしてしまいがちな人は、連休明けの前日だけでも体を動かすようにしておきましょう。
激しい運動をする必要はなく、軽く汗をかく程度の運動で大丈夫です。
連休の疲れを取る為、最終日はゆっくり体を休めるという意見は正論に違いありませんが、疲れを残さない程度の運動をする事で、休み明け良いスタートを切れるはずです。
朝起きたら日光を浴びるようにする

朝に日光を浴びる事は、交感神経を刺激する最も効率の良い方法です。
仕事の有無にかかわらず、日常生活の中で習慣として取り入れる事を強くおすすめしますが、連休明けの当日から実践可能です!
朝に日光を浴びて置く事で、一日のスタートの時間が決まるので、生活リズムを整える事にも役に立ちます。
コーヒーなどカフェインを摂取する

カフェインを摂取する事も交感神経の働きを促進することに繋がります。
仕事中に、コーヒーを飲みながらも良いですが、朝食時にコーヒーや紅茶を飲むようにしましょう。
また朝食時は、トーストとコーヒーだけでなく、卵などタンパク質を取ることで交感神経が活発になります。
息抜きのコーヒーブレイクも大切ですが、気合い入れの為のコーヒーショットはよりおすすめです!
熱めのシャワーを浴びる

朝にシャワーを浴びることもまた、交感神経の働きを促します。
夜は入眠の妨げになる為、寝る前の入浴や熱いシャワーや湯船につかることはお勧めできません。
しかし、朝は目を覚ますためにも、少し熱いと感じるくらいのシャワーを浴びるのが良いでしょう。
交感神経の働きを高めると同時にスカッとした気持ちになるので、一石二鳥ですね!
気持ちのコントロールも重要!

いかがでしょうか?
連休中から心掛けておくのが良いことに違いはありませんが、連休明けの前日、あるいは当日の朝でも実践できることはあります。
また、これら以外にも交感神経の働きを促すことは様々あるので、ご自身に合うものを取り入れてみてください。
そして、根本的な問題ではありますが、連休ボケの解消には気持ちの切り替えが必要です。
交感神経の働きが高まれば自然とエンジンがかかることを覚えていたとしても、エンジンをかけようとさえも思わなければ、元も子もない話です。
連休明けは、モヤモヤしがちですが、連休ボケを早い段階で解消する為には、気持ちのコントロールも欠かせません!
辛い休み明け、皆様が少しでも良い形でスタートダッシュを切れることを願っております!