仕事上の付き合いでどうしても、断りづらい飲み会はあるかと思います。
人と話すのが好きな人、お酒が飲むのが好きな人、様々な価値基準があると思うので、付き合いdでも楽しくて参加できるのであれば良いと思います。
しかし、本当は行きたくないのにも関わらず、断りづらいからという理由で参加するのであれば、それは時間とお金の無駄遣いと言えるでしょう。
今回は、付き合いでの飲み会に参加するべきでない理由と角が立たない断り方についてまとめてみました。
目次
付き合いでの飲み会に行くべきでない理由
付き合いでの飲み会に参加するべきでない理由は大きくまとめると下記の3つになります。
- お金と時間が奪われてしまう
- 大した情報もなければ勉強にもならない
- 飲み会でできた関係は財産にならない
お金と時間が奪われてしまう
行きたくもない付き合いの飲み会に参加するのであれば、お金の無駄遣いということになってしまいます。
飲み会に参加してかかるお金は決して安くないので、節約の大敵です。
また、大切な自分の時間も奪われてしまいます。
もし、自分の時間として楽しめないような、付き合い上の飲み会であれば、お金だけでなく時間まで奪われてしまうことになります。
特に、付き合いの飲み会であれば、後半疲れて帰りたいと思った時、なかなか帰りづらいものだと思います。
飲み会に使った時間を自分の時間に充てることができたら、何ができたのかを冷静に考えてみると、いかに付き合いの飲み会が不要かがわかるかと思います。
大した情報もなければ勉強にもならない
「飲み会は沢山の情報があるし、社会勉強になるから行った方が良い」というような声は、最近ではあまり聞かなくなってきました。
私自身は、情報があるかないかは、その飲み会のメンバーによって左右されると思っていますので、必ずしも情報がない、勉強にならないとは思っていません。
しかしながら、「気が進まない飲み会」に限定して言うのであれば、大した情報にもならなければ勉強にもならないと断言できます。
もし、気が進まないのであれば、無理をして参加する理由はありません。
飲み会でできた関係は財産にならない
飲み二ケーションという言葉があります。
お酒を飲むと、多くの人が饒舌になり会話をしやすくなりますが、素面で会うと会話が進まないというような関係の人もいるでしょう。お酒を前提にした関係は財産とは言えません。
お酒抜きで付き合える仲間の方がよっぽど価値があり、財産になると言えるでしょう。
また、一部のお酒の場では、たしかに普段会うことのできない人と知り合えることはあるかもしれません。
しかし、今回話をしている「付き合いの飲み会」でできる人間関係が財産になるとは考えづらいです。
参加するべきか否かの判断基準を持とう
「付き合いの飲み会」に価値がないと言っているだけであって、「飲み会」自体に価値がないと言っているわけではありません。
人によって価値観が異なるので、一概には言えませんが、
その飲み会に参加して、支払うお金と時間に見合うだけの価値を回収できるかどうか?を判断基準にしていいと思います。
価値があるかないかを決めるのは、自分自身です。
「純粋に楽しい」これも十分な価値と言えるでしょう。
不特定多数の人と会話をして、その雰囲気を楽しむことが好きだ!という人は、付き合いの飲み会という感覚ではなくなっているはずです。
また、楽しい楽しくないは別として、誘われた人の話を聞いてみたいと思えるのであれば、十分に参加する価値はあるかと思います。
いずれにしても、自分自身の中で判断基準を設けておくことで、価値のない付き合いの飲み会に参加するリスクを減らす事ができるので、備えておくようにしたいものです。
角が立たない断り方について
角が立たない断り方は、「①誘ってくれたことに対してのお礼を伝える。⇒②正当な断る理由をはっきり伝える」ことです。
付き合いで誘われるケースで、断りづらい理由として挙げられることは、仕事上で付き合いがあるから人間関係を壊したくないということがあるでしょう。
しかしながら、仕事と付き合いの飲み会は別物です。
飲み会の誘いを断ったからと言って仕事に影響することはありませんし、もし気にするのであれば、むしろ断り方に配慮するべきです。
まずは、どんな内容・理由であれ自分に声をかけてくれたことに関しては感謝して「ありがとう」という言葉を返すようにしましょう。
その後に、正当な理由を付け加えれば問題ありません。
さすがに、「あなたと飲みに行っても何も得られるものがないのでお断りします」という人はいないとは思いますが、正当な理由も考えておきたいです。
断るときに「忙しいので、すみません」だと、あまりに冷たい印象があり、角が立ってしまいます。
仕事の後、趣味で○○をしているというキャラ通しをするのも良いかもしれませんし、家庭環境を出すでも良いかもしれません。
あまり気にしすぎる必要もないかもしれませんが、最低限のマナーと受け手の気持ちを考えることだけは忘れないようにしたいものです。
断ることは勇気はいるが悪いことではない
いかがでしょうか?
社会に出ると、飲み会に参加する機会も少なくないとは思いますが、不要な付き合いな飲み会には、足を運ばないようにしたいものです。
断ることは、多少の勇気がいりますし、相手の気持ちを考える必要があります。
ただ、参加する価値がないということが根底にあるのであれば、断るべきです。
断ることは決して悪いことではありません。
付き合いで参加するような生産性のない飲み会にはおさらばをして、自分自身の充実した時間を楽しむようにしましょう。