ライフハック

独立・起業のメリット・デメリット|「リスクは取るべきでない」という勘違い

独立のメリット・デメリット

日本の労働者の約9割は、企業に所属するサラリーマンであるというデータがありますが、この割合は世界的に見てもかなり高い数値となります。

ただ、サラリーマンは自営業者よりもリスクが低く安定しているという印象は薄れてきている印象で、自営業者の割合が年々増えていることは事実です。

また、実際に独立・起業に興味があるという人の割合は、全体の4割になるというデータもあります。

そんな独立・起業ですが、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

独立に少しでも興味があるのであれば、是非読み進めてみてください。

独立・起業のメリット・デメリット

独立・起業というと一世一代の大勝負という印象もありますが、独立を検討するにあたりメリットとデメリットをそれぞれ把握しておきたいところです。

独立・起業のメリット

自身の裁量で自由に働くことができる

会社員の場合、9時〜18時など会社が規定した時間に働く必要がありますし、休日も決まっています。

独立した場合、自分自身で働く時間を決めることができますし、いつ休むかも自由。

仕事の内容も、組織で定められたものでなく、自分自身で決めることができます。

また、仕事をする仲間や取引先も自分自身で選ぶことができるので、煩わしい人間関係からも解放されるでしょう。

獲得した利益が収入に直結する

会社員の場合は、どんなに成果を上げても給料に上限があります。たとえ、歩合制の会社で働いていたとしても、同じことです。

利益の8割は2割の人員で作られるというパレートの法則は有名ですが、もし自分自身が2割の人間であるのであれば成果に見合った給料がもらえないのは必然です。

会社側も社員を簡単には辞めさせられないので、成果の上がらない社員がいる限り仕事ができる人ほど損をする仕組みになってしまうのは仕方ありません。

もし自分自身の仕事に自信があり、圧倒的な成果を残せるのであれば、独立することで収入を大きく増やすことも可能です。

働ける年齢の上限を無くすことができる

会社員の場合、定年制度が設けられており、65歳を過ぎると再雇用されない限り働くことはできません。

仮に再雇用してもらえたとしても、それまでと同じような給与がもらいながら働くことは困難でしょう。

定年の年齢は徐々に引き上げられてはいますが、上限があることに違いはありません。

その反面、独立して個人で事業を営む場合、誰かに雇われているわけではないので、年齢に関係なく自分自身で働き稼ぐことができます。

独立・起業のデメリット

失敗をした場合責任を負わなければならない

独立・起業をするからには、一定以上のリスクを負わなければなりません。

会社に縛られず自由に働けるということは、自分自身で全てに責任を負わないといけないということでもあります。

会社員とはまた違う困難も多く発生するので、精神的な不安やストレスも計り知れないものでしょう。

自由の裏には責任があるものですが、自分自身や家族の生活は自分で守っていかなければなりません。

収入が不安定になる

会社員の場合、1年収がある程度把握することができます。

ボーナスが上がった下がったということはあったとしても、数十万円程度の話でしょうし、マイナスになるということはありません。

その反面、独立して自営業をする場合は実績が収入に直結するため、利益が出ない年は生活を圧迫するほど下がる可能性もあります。

仕入れや人件費が大きくかかる事業の場合、売り上げによってはマイナスになることも考えられます。

自営業は収入の上限がない分、収入が読みづらく不安定になるというのはデメリットと言えるでしょう。

会社の信用が使えなくなってしまう

会社員として仕事で大きな成果を上げていた人が、独立した途端に同じような成果をあげれなくなるということは少なくありません。

会社員時代に取引ができたのは、自分の後ろに会社という大きな信用があったからです。

また個人事業主になった場合は、会社員じだいよりも個人の信用レベルは下がってしまうため、ローンを組みづらくなったり、クレジットカードの審査が取りづらくなったりしてしまいます。

安定した収入があるからこそお金を貸せるし、ちゃんと返してくれると考えるのは自然なことなので仕方がないことではあります。

「リスクは取るべきでない」という勘違い

独立・起業と聞くと、大きなリスクを取らなければならない。と考える人も多いでしょう。

ただ、初期費用を小さくして独立できるのであれば、大きなリスクを取る必要はありません。

それに、人によって受け入れられるリスクの許容度は異なります。

同じ初期費用でも、初期費用の2倍の貯蓄がある人と、初期費用の半分しか貯蓄がなく借入をする場合では、全く意味合いが変わってきます。

近年では、インターネットの普及で初期費用を小さく始められる事業も増えてきています。

副業から始めて、ある程度収益が見込めるようになって独立するという選択肢も取れるでしょう。

お金以外の時間的なリスクも含めて、やはり独立・起業には少なからずリスクが伴いますが、自由に仕事ができ毎日が充実したものになり、収入が増えるというプラスの意味でのリスクも存在します。

マイナスなことばかりをリスクと考えがちですが、プラスになるリスクまで考えると、自身の許容度に見合ったリスクを取ることは人生を好転させる上で重要なことです。

むしろ、少しずつ高くなる保険料や下がっていく手取り収入に目をつぶり、何も考えずに会社員としてしてして働き続けることの方がマイナスのリスクと言えるかもしれません。

「リスクを取るべきではない」というのは勘違いで、許容度を超えた大きなリスクを取るべきではないと言い換えるべきです。

独立・起業はゴールではなくスタート

独立・起業をしたいと考え行動を始めた人も、その過程で独立する恐怖にぶつかり挫折する人も多いでしょう。

勢いで行動をできる人もいますが、安定した収入をすでに手にしている会社員の場合は、慎重にならざるを得ないでしょう。

独立・起業に向け、しっかりと準備をしていくことは、起業後の成功か失敗に大きく関わるので綿密に行うべきです。

ただし、準備に力を入れすぎるがあまり、恐怖に負けてしまうことには注意が必要です。

準備期間が長くなればなるほど、独立すること自体が目的に変わってしまう危険性もあります。

独立をすることは、ゴールではなくスタートです。

独立をしてどういう生活を送りたいか?どんな人生にしたいか?が大切です。

独立をゴールにしてしまうと、独立の達成感から独立後の努力を怠ったり、現実とのギャップに心を病んでしまう可能性もあります。

独立・起業すすメリット・デメリットを受け入れ、それでもやはり独立をしたいと考えるのであれば、独立はゴールでなくスタートとして考え、成功への通過点と考えるようにしましょう。