社会人になった年、多くの人が、社会人は学生のように長期休暇がとれないと感じたかと思います。
しかし昨今では、働き方改革の影響もあり、学生時代とまではいかないまでも、長期休暇が取りやすい環境に変わり始めました。
せっかくの長期で休暇を取得するなら、有意義な時間を過ごしたいですが、社会人はどのような長期休暇の過ごし方をするべきでしょうか。
今回は、有意義な長期休暇の過ごし方について考えてみました。
目次
長期休暇に慣れていない日本の社会人
日本人は働き者であると言われますが、それ故に長期休暇を取る事に慣れていない社会人が多いように感じます。
長期休暇があっても何をすれば良いかがわからない

長期休暇が欲しいと思いつつも、いざ長期休暇が始まると何をしていいかわからないケースも少なくないと思います。
最初の1日〜2日程度であればゴロゴロとした生活をしても問題はないですし、通常の土日休暇であれば、翌日はまた仕事がある1週間が始まります。
しかし、長期休暇の場合は、なにがしかのやる事やテーマを持って臨む必要があります。
長期休暇前になにか1つでもテーマを持って連休を迎える事が出来れば、意義のある休暇になるのではないでしょうか。
時間があってもお金がない

「若いうちは時間はあるがお金がない」と言われ、「大人になるとお金はあるがそれを使う時間がない」というように言われて私たちは育ってきました。
しかし、現在の状況を見て本当にそう言い切れるでしょうか。
お金を持っているのはリタイア世代の富裕層、現役世代は安いお給料で厳しい環境で働いているのが今の日本だと思います。
お金が全てではありませんし、お金がなくても休暇を満喫する方法はいくらでもありますが、お金があるかないかでやれる事の幅が変わってきます。
働き方改革で、社会人も「時間はあるけどお金がない」という環境になっているのであれば、休暇中にお金を生むため出来る事を考える事が得策であると言えるでしょう。
長期休暇のおすすめの過ごし方・5選
長期休暇のおすすめの過ごし方を5つ紹介します!
前半の2つは副収入を作るための活動、後半の3つは自己実現の為の活動です。(自己投資は副収入を増やす事にも直結しますね)
- 自分のコンテンツを作る
- 個人で稼ぐ為の勉強をする
- 自己投資をする
- 普段できない体験をする
- 毎日体を動かす
自分のコンテンツを作る

自分のコンテンツを作るというと少し大げさで、ハードルが高く感じるかもしれませんが、自分の考えや主張を「アウトプットする」という事です。
本を読んだり記事を読んだり、学ぶ事は非常に大切ですが、学んだ事を提供する側に回らない限り、「時間はあるがお金はない」という状態から抜け出す事は出来ません。
ブログでもYouTubeでも、最初はSNSからでも問題ありません。
まずはアウトプットをする習慣を作る必要がありますが、長期休暇は時間がたっぷりありますのでその習慣をスタートするにはもってこいのタイミングです。
個人で稼ぐ為の勉強をする

自分のコンテンツを作る事も、個人で稼ぐ事に含まれていますが、個人で稼ぐとはどういう事かを学ぶのも、おすすめの連休の過ごし方です。
勉強をするというと、セミナーを受けに行ったりという事をイメージするかもしれませんが、自宅で本を読んだり、動画を見たりするだけでも十分勉強になります。
また、勉強するというとどうしてもインプットに回りがちですが、アウトプットする事も勉強の一環です。
FXや株式などでしたら、すぐに実践ができますので、行動をしながら学ぶのはもってこいです。
学んだ事を誰かに話してみたり、コンテンツにする事も忘れずに行いましょう。
自己投資をする

自己投資というと幅が広いですが、将来の自分に役に立つことをするという事です。
将来の自分を思い描いた時に、どのような自分でありたいかにより内容は変わってくるかもしれません。
本を読む、映画や舞台を見る、という事も自己投資ですし、ジムに行って体を鍛えることも自己投資と言えます。
行動をする事で、自分の成長に繋がっていると実感できる事をすれば、自然と自己実現に繋がっていくものです。
普段できない体験をする

長期休暇にしか出来ないこと挑戦してみましょう。
私はもともとバックパッカーをしていた時代の体験からも、海外旅行は本当におすすめです。
国内であれば、自転車やバイクで旅行するというのもおすすめできます。
一人暮らしであれば、是非旅に出てみてください。自分自身と向き合う事に繋がります。
旅行以外でも、普段の生活の中では出来ない事に挑戦する事で、新しい考えや気付きが生まれるでしょう。
そして、その為にはお金が必要です。自己実現の為にお金が必要である事も実感できます。
毎日体を動かす

長期休暇の場合、どうしても体を動かす機会が減ってしまうと思います。
アウトドアな人は別かもしれませんが、毎日出歩くという訳にもいかないでしょう。
そんな人は、仕事がある平日と同じか少し早い時間に起きて、朝からウォーキングをする事から1日をスタートさせてみてください。
肝心なのは、「毎日」体を動かすという事です。
体を動かすと血流が良くなり、脳が活性化します。そこから1日をスタートする事で、充実した1日を過ごせるものです。 → 「早朝ウォーキングの効果」
実現可能なプランを立てよう

長期休暇を迎えるにあたり、意識の高い人であれば、あれもしたい!これもしたい!と高い目標を掲げがちです。
しかしながら、いくら大型連休と言っても長くて1週間+αレベル化と思うので、出来る事も限られています。
目標を高く立てすぎた場合、連休終了時に、やりたい事ができなかったという気持ちが少なからず出てきてしまうでしょう。
長期休暇を迎えるにあたり、プランを立てる必要があるのは事実として、より具体的かつ実現可能なプランを立てるようにしましょう。
目標があるかないかで、長期休暇の過ごし方は変わってくるはずです。
次の連休、あなたは何に挑戦しますか?