あなたにとって「雲の上の存在」と言える人はいますか?
到底真似できないというような人に会うことはあっても、「雲の上」クラスの人にはなかなか会えるものではありません。一般人が会えないからこそ、雲の上の存在なのかもしれません。
しかし雲の上という言葉で片付けてしまうのではなく、そのような人たちはどのような考えで雲の上まで行ったのかを学び行動することで自己成長につなげていきたいものです。
自己成長をしたい人・また自己成長のために努力している人
雲の上の人の考え方が知りやすい時代
インターネットやメディアの発達により、簡単に情報がつかめる時代になりました。
例えば政治家。日本に政治という概念が生まれた頃は一般人は何が起きているかさえ知ることができず、選挙制度ができた明治時代でさえも一般人は選挙に参加することができませんでした。
しかし今の時代、アメリカの大統領をはじめ多くの政治家がSNSで自身の考えや動向をつぶやくようになり、リアルタイムで彼らの考えを知ることができるようになりました。
また、スポーツ選手や芸術家もそうです。雲の上の存在の人のプレイや作品(=結果)を見ることはできても、そこに至るまで何が起きたのか?何を考え行動したのか?(=プロセス)は知ることはできませんでした。
しかし今の時代はどうでしょう?レジェントと呼ばれる各業界のトップの人たちは書籍をはじめ様々な形で考え方や行動を公にしています。
雲の上の存在である著名人の考え方を知る手段はいくらでもあります。そういう点ではもはや雲がない時代なのかもしれません。
雲の上の存在であり続ける理由
そんな雲の上の存在の考えや行動を知ることは、それだけで既に価値のあるものだと思います。
しかしながら、考えや行動を知ったところで実際に自分自身が同じことができるかというと、そうではありません。努力だけでは越えることのできない才能の差は存在します。
わかりやすい例を出すと、100mを10秒で走る人のトレーニング法や思考法を取り入れ、果てしない努力を積み重ねたとしても同じことができる人はまずいないということです。
その事実を知ってしまっているから、多くの人は学んでなお行動に起こすことはありませんし、行動に起こしても継続することができないのだと思います。
しかし、少しでも自己成長をしたいと考えるなら、まずは取り入れ行動し継続することです。
たしかに同じ分野で結果を出すことは難しいかもしれませんが、雲の上の人の価値観を学び行動をすることで、異なる分野で著名になることは可能です。そしてその積み重ねで、人から雲の上の存在と思われるようになることも可能かもしれません。
雲の上の存在が憧れで終わってしまう理由は、行動ができない・続けられないことにあります。
憧れを目標に変えてみることで新しい自分の道が見つかる
憧れたままでは、ずっと憧れのままです。
変わりたいと思える瞬間があるのであれば、その憧れを目標に変えてみてください。
当然すべて吸収して同じことをすることはできませんが、たくさんの人から考えや習慣を学び、身につけることで、自分だけにしかできない新しい道が見つかるかもしれません。
今の時代に生まれただけで誰にでもチャンスがあると言えます。
情報を手にして行動に移す。このシンプルだけど難しいことをひとつずつ実践していきましょう。
情報を手にしただけで満足してはダメです。同時並行で動きましょう。そして継続するのです。
そこにはきっと雲はもうありません。