生活の中で、やらないといけないと分かっているのになかなか行動に移せないことはありませんか?
私自身、「起きるのを後回しにしよう」と言って二度寝したり「皿洗いは明日まとめてしよう」と言ってほったらかしにしてしまったり、そのような事がちらほらあります。
何故、人間はやらないといけないことを後回しにしてしまうのでしょうか?
理由を知り、やるべきことを後回しにしない習慣作りをしませんか?
やるべきことを後回しにしてしまう理由

人間の脳は、5秒間行動をしないと行動をしないで良い理由や言い訳を考えるようにできています。
少しでも考えてしまうと、やらないことを正当化する結果、行動を後回しにしてしまうという具合です。
そもそも人間は楽をしたい生き物です。
本心ではやらないといけないと分かっていても、楽をしたいという気持ちには勝てません。
少しでも、やりたくない・面倒くさいなどと感じてしまったその瞬間にテコ入れをしないといけないということになります。
やるべきことを後回しにしないコツ

後回しにしてしまう理由が「5秒が過ぎるとやらない理由や言い訳を考えてしまうから」であるとわかれば、5秒過ぎる前に行動を開始すれば良いということが理解で切るはずです。
5秒過ぎる前に行動するためには3秒以内に行動をする「3秒ルール」を始めるのが良いでしょう。
頭の中で「3→2→1」とカウントし、0になった瞬間に行動を始めるのです。
例えば、横になっている状態から外出する準備をしようというケース。
時間が決まっていない場合、一向に起き上がらないと思います。
しかし「3秒ルール」を作っておけば、すぐに行動に移すことができます。
やろう!と思った時、脳が考え出す前に行動をすることこそが、後回しにしない最大のコツになります。
行動を分けて考える

「勉強をしたいけどゲームがやめられない」という場合、すぐに勉強をしようと考えるべきではありせん。
なぜなら、行動のハードルが高いと途端にやらなくていい理由を考えてしまうからです。
ですから、最初のステップとしては勉強をすることでなく、ゲームをやめることです。
まずは「3→2→1」でゲームをやめる、次の「3→2→1」で勉強部屋に移動する、次の「3→2→1」で机に座る、次の「3→2→1」で教科書を開く、など行動を分けて考えてみましょう。
いきなり勉強をしようとすると面倒くさいと感じてしまうかもしれませんが、勉強部屋に向かうことくらいならそんなに抵抗は無いはずです。
部屋に向かって机の前に座ってしまうと、勉強を始めるのはそう難しくないはずです。
すぐに行動を習慣化する
何事も最初の一歩を踏み出すのが大変です。
3秒のうちに行動するということは、かなり強く意識しないといけないので最初は大変ですが、何度も繰り返していくうちに習慣化できます。
面倒なことも、深く考える前に行動を始めてしまえば、タスク処理はかなり早くなります。
休日ダラダラ過ごしてしまうケースを防ぐことはもちろん、仕事でも用いることができます。
すぐに行動することが習慣化することができれば、業務効率や生活の質は上昇するに違いありません。