会社に所属し、会社からの給与所得で生活をするサラリーマン。
しかしながら、企業が従業員を守ってくれる時代は既に終わりを迎えました。
副業を推奨する政府と禁止する企業、それぞれの立場からの意見があるとは思いますが、個人としてはどのように捉えるべきでしょうか。
今回は、サラリーマンが副業をするべき理由について解説していきます。
目次
サラリーマンは副業をするべきか?

結論から申し上げますが、サラリーマンは副業をするべきだと確信しています。
ではなぜ、副業をするべきなのでしょうか。
- 会社に依存する必要がなくなる
- 個人で稼ぐ力を身につけることに繋がる
- 心の支えができる
会社に依存する必要がなくなる
会社員である以上、会社の方針に従って働く必要がありますが、会社に依存する人が多いのも事実だと感じます。
本来、それぞれ個の能力を持ち合って、ひとつの方針に向かい進む事が理想ではあります。
会社から離れて副業をする事で、確実に個の力が身に付きます。
個の力が身に付けば、会社に依存する事なく、組織に所属する事もできます。
個人で稼ぐ力を身につけることに繋がる
個の力と表現しましたが具体的に言うと、「個人で稼ぐ力」と言えます。
会社で決められた仕事をするのではなく、自分で考えどうやってお金を生み出すのかを考える必要があります。
後述しますが、副業としてアルバイトを選んでも個人で稼ぐ力を身につける事にはなりませんので、アルバイトはやめましょう。
心の支えができる
個人で稼ぐ力が出来ると心の支えができます。
会社員の最大のメリットは、同じ給料が毎月、安定して手に入るという事でしょう。
しかし、同時に努力だけでは毎月の給与を増やす事が出来ないのも事実です。
「会社のお給料+個人で稼ぐお金」というように、収入源を2つに増やす事が出来れば、心の支えにも繋がります。
副業をする際の注意点

会社が完全に副業を解禁している会社であれば、全く気にする必要はないですが、多くの企業が副業を禁止しているかと思います。
従業員が副業をする事は、会社側から見ると厄介である事は理解できるとして、会社が個人の生活を守れないのであれば、何もせずに従う訳にもいきません。
しかし、会社からお給料をもらっているのも事実。
本業からの給料が無くなると生活が厳しくなるのであれば、会社にはバレずに副業をしなければいけません。
会社にバレない為にも、副業を心の支えにする為にも、下記の事は守るようにしましょう。
- 本業に悪影響を及ぼさない
- 会社の人には決して口にしない
- 別企業に所属する副業はしない
本業に悪影響を及ぼさない
所属している会社から給料をもらっている限りは、本業に悪影響を及ぼさない程度に副業に取り組むべきでしょう。
副業の目的は、当然お金ではあるかと思いますが、お金が欲しいのは「安心して過ごせる暮らし」だと思います。
本業に悪影響を及ぼすという事は、安心した暮らしからは外れる事になります。
会社の人には決して口にしない
自分が頑張った事や苦労した事は誰かに話したくなるものです。
1日8時間以上会社にいるサラリーマン、心の距離は別として、家族を除くと最も多くの時間をともにするのが会社の同僚です。
努力した事や苦労した事は、共有したくなる気持ちもわからなくはないですが、不都合が生じるケースの方が多いので、決して副業をしている事は口にしないべきです。
別企業に所属する副業はしない
アルバイトのように、本業とは別の企業に所属するような副業はおすすめできません。
会社にバレるきっかけにもなりますし、本業に影響を及ぼすリスクがかなり高いです。
そして、何よりアルバイトをしても消耗するだけで、個人で稼ぐ力を手にする事はできません。
副業の本来の目的は、個人で稼ぐ力を身につけ、生活を豊かにすることのはずです。
アルバイトをしていても、豊かになる事はありません。
個の力を生かして働く時代へ

会社から見ると副業解禁の流れは確かに一部の企業を除き、歓迎できるものではないでしょう。
従業員が、個人が稼ぐ力を身につけると会社を辞められるリスクがあるからです。
しかしながら、個人ベースで見ると個の力を身につける事はこれからの世の中を生きていく上で、間違いなく重要なスキルになっていきます。
そして、会社側も有能な個の力を持った人間に選んでもらえるような環境や待遇を作っていくべきです。
何を副業にするかという選択は別として、副業をする・しないという選択に関しては、何も迷う必要はないでしょう。