「短気は損気」という言葉がありますが、
・ちょっとしたことですぐにイライラしてしまう。
・一度イライラしてしまうとなかなか冷静になれない。
というような人は、人生において損をしてしまっている可能性が高いです。
自分自身で「短気」であると認識できていない人は厄介な存在ではありますが、もし把握できているのであれば、そのような存在にならない為にも改善を試みたいものです。
ただ、自分自身で「短気」だと把握できたとしても、簡単に治せるものではありません。
私自身、もともと割と短気な性格ではあったのですが、克服することで以前よりも楽に過ごすことができるようになりました。
今回は短気な人が損をする理由と、私なりの短気を治す方法をまとめてみました。
【短気は損気である理由】

短気が損気である理由は、感情の起伏はストレスを生み、自分にも周りのにも良い影響を及ばさない為です。
例えば、友人と待ち合わせをしていて、待ち合わせ時間に友人がなかなか来ず待たされてしまった時イライラしてしまったとします。
当然、遅刻してくる友人にも落ち度はありますが、イライラした状態で一日友人と過ごしてしまうと、友人にもいつまで怒ってんだ…と思われ、人間関係にも良い影響はありません。
そして、イライラしてしまうことで、せっかくの1日が台無しになってしまい、本人にとっても良いことはないでしょう。
別の例になりますが、飲食店で注文したものが一向に届かないず、激高した人がいるとします。
もしかしたら、店側に落ち度はあったのかもしれませんが、店員に怒りをぶつけても何も解決しませんし、その姿を見ていた周囲の人はどう思うでしょうか。
印象は最悪ですし、そのような姿を見た知人は信頼を無くすのではないでしょうか。
いかがでしょうか。
これらの2つの例からも、短気であることで、大切な時間・自分の感情・周囲の信用という3点において損をしてしまっていることが見て取れます。
【短気を治すための3つの方法】
さすがに上記のような事はないにしても、小さなことでイライラしてしまうのであれば、少なからず損をしている可能性は高いです。
短気を治すのに効果がある3つの方法は下記になります。
- イライラしてしまう原因を把握する
- 人に対して過度な期待をしない
- しっかり睡眠をとるようにする
イライラしてしまう原因を把握する
まずは、なぜイライラする原因を把握することから始めましょう。
その都度、イライラの原因となる物事は異なるかと思いますが、イライラする理由は「自分の思い通りにならない」ということがあるでしょう。
少しでもイライラするようなことがあったら、なぜ自分がイライラしているかを冷静に考えてみるよにしましょう。
冷静でいられないからイライラしているとは思いますが、習慣付けをすることで冷静になることができるようになるものです。
人に対して過度な期待をしない
イライラの原因が、思い通りにならないことであるのなら、自分の想定する期待値を下げておくことでイライラを抑えられるのでないでしょうか。
飲食店でイライラするのも、10分くらいで出てくるという無意識の期待値があるからだと思います。
「普通なら~」という言葉の裏には、自分の考える標準以上の無意識の「期待」があります。
過度な期待をしないということをポジティブに考えるようにしましょう。
しっかり睡眠をとるようにする
同じ物事が起きても、受け入れることができることもあれば、イライラしてしまう場合もあるかと思います。
そのようなことが起こるのは、自分自身の心の余裕や寛容さがその時々で異なるからです。
ストレスが溜まっている状態ですと、小さなことに対してイライラしてしまうし、イライラを人にぶつけることでストレスを発散させようという最悪な事態になります。
睡眠は体の疲れだけでなく、脳の疲労も回復してくれます。
睡眠不足は、脳の疲労によりイライラしやすい状態であると言えるので、しっかりと睡眠をとるようにしましょう。
【心に余裕を持てば視野が広がる】

イライラしてしまうと、視野が狭くなりがちです。
自分自身の気持ちのコントロールをすることができれば、無駄にイライラすることはありません。
イライラしても物事は好転しませんので、心に余裕を持つようにしたいものです。
短気であることは、それだけで損をしていると言えます。
心に余裕を持つことで、様々なことに寛容になることができ、楽に人生を過ごすことができます。
短気な人は、是非意識してみるようにしてみてください。