社会人のみなさんは、就業時間以外で、何か勉強はしていますか?
日本の社会人は勉強をしないという話はよく耳にしますが、短い人生をより意義のあるものにするためにも、勉強は必要不可欠です。
人によって前後はあるかと思いますが、学生の期間は「6+3+3+4」で計算した場合16年になるのに対して、社会人の期間は大卒から60歳までで計算しても38年間と倍以上の期間になります。
そして、少子高齢化のこれからの日本では、我々が労働する期間はさらに長くなることは避けようのない事実です。
人生をより良いものにする為に、進んで勉強をしましょう。
現状に対する不満があるものの、現状を受け入れ、勉強をしない社会人
勉強はより自分らしい生き方をする為のもの
学生の頃は、「テストの為→良い大学に入る為→良い職業に就く為」というように教師や親が示してくるので、勉強をする理由が明確でした。
そして、勉強する項目や内容が決められており、勉強をすることが善とされていた為、受動的であっても勉強をする環境が整っていました。
しかしながら、ひとたび社会に出ると、学生時代のように勉強をする「共通の目的」がなくなってしまします。
良い食に就くことや会社に入ることは決してゴールではありません。
数年前まで良い会社と言われていた企業が経営破綻をしたりリストラを決行したり、変化の激しい時代になりました。
本来勉強とは「より自分らしい生き方をする為」にするものです。
より自分らしく生きるために、大学や会社を選択するのであって、それ自体は目的ではありません。
そういう点では、社会に出てからこそ本当の意味での勉強がスタートするのかもしれません。
社会人は勉強の内容を自分で決めなければいけない
社会人は学生と異なり、「勉強する内容」が決められていません。
国語・算数・理科・社会など項目が分かれていて、勉強する内容も明確であった学生は、ある意味では「楽」だったのかもしれません。
社会人1-2年目は、仕事に関する勉強をするものかと思いますが、慣れてきて知識や経験を積むと勉強をすることをしなくなるものです。
しかしながら、勉強する内容は具体的な業務に関するものだけではなく、人間関係やコミュニケーション術など間接的に使うものまで含めるとと多岐にわたりますし、立場が変わるとマネージメントなど新しく学ぶべき項目も増えてきます。
もし自分の上司が、立場に甘んじて勉強をしないような人間だったら尊敬することはできないですよね?マネージメントをする立場の人は、部下からそのような目で見られているかもしれません。
人に尊敬されることが自己実現につながるかどうかは人次第です。なりたい人物像は人によって異なります。
何を勉強すべきかは自分で考えなければいけないのです。
現状に対する不満を解消する情報こそが勉強する内容
仕事に関する勉強も非常に大切ではありますが、社会人であれば、それ以外にも学んでおくべきことはたくさんあります。
あなたは現状に満足していますか?少しでも不満があるのであれば勉強のきっかけになります。
例えば、給料に満足していないのであれば、給料を上げるための方法を勉強すればいいですし、労働環境を変えたいのであれば、転職するための勉強をすればいいのです。
仕事以外でも、将来に不安があるのであれば貯蓄を増やす方法を学べばいいですし、結婚をしたいけど相手がいないなら彼女を作る方法について学べばいいのです。
勉強というと椅子に座って本を読んでということをイメージするかもしれませんが、社会人の勉強はそれだけではありません。れだけではありません。
これって勉強?というようなことでも「より自分らしい生き方をする為」になることであれば、それは立派な勉強です。
現状に満足できないのであれば、学びのチャンスです。
現状を受け入れるのではなく、現状に抗ってみませんか?
より自分らしく生きるために勉強して、新しい世界を切り開きましょう。