コロナウイルスの影響で在宅勤務を取り入れる企業が増え、出社しなくても仕事が成立するという事実に世の中が気付いた。2020年はそんな年だったと思います。
往復で何時間もかけて満員電車に揺られて出勤するストレスから解放され、在宅勤務で満足感を得られている人もいるでしょう。
反対に、在宅勤務期間が長くなるに連れて、気付かないうちにストレスを溜め込んでしまっている人も少なくないでしょう。
今回は、在宅勤務でストレスを溜めてしまう原因と、精神衛生を保つことの重要性について考えてみました。
目次
在宅勤務でストレスを溜めてしまう原因
①一人で働くことに孤独を感じる
「コロナ鬱」という言葉も生まれましたが、孤独感は強いストレスになります。
会社での煩わしい人間関係はストレスになりますが、反対に人との繋がりが無いことも大きなストレスになります。
仕事の同僚でもプライベートでも、誰かしらの人と会話ができる環境を作っておくのが良いでしょう。
②仕事が捗らないことに罪悪感を覚える
家で一人で働いていると、どうしても集中できない瞬間が生まれるはずです。
会社にいる場合は、周囲で働いている人がいるので刺激になり、気持ちの切り替えもしやすいものです。
そして、本当は集中して効率を上げたいのに、それが上手くできないことに罪悪感を覚えてしまうと、より一層ストレスを感じ悪循環に陥ってしまうので要注意です。
③家に閉じこもりストレス発散ができない
出社するまでの時間に、外を歩いたり電車に乗ったり、自然のうちに環境が変わることで気持ちの整理ができます。
それに、出社する際には少なからず歩くことになるので、適度な運動になります。
その反面、在宅勤務だと家から一歩も出ない日もあり、に運動不足にもなり得ます。
就業の前後や休憩中など、少しでも良いので外の空気を吸うことで、気持ちが切り替わるので心掛けるようにしたいものです。
無意識のストレスに注意!
在宅勤務の方が良いと感じており、もう出社はしたくない!という人もいるでしょう。
私もどちらかと言うとそのタイプではありますが、そんな人でも無意識のうちにストレスを溜めてしまっている可能性が高いので要注意です。
また、出社をしないことでストレスから解放されたとしても、別のストレスが降り掛かって来ていることもあります。
一人暮らしなのか、家族と住んでいるかでも、在宅勤務で感じるストレスは異なるでしょう。
一人暮らしの場合、強い孤独を感じたり、オフィスのような仕事をする環境が無かったりというストレスがあるかもしれません。
反対に家族と暮らしている場合は、周りにいる家族のことを気にしてしまって仕事に集中できないというようなストレスもあるかもしれません。
メリットとデメリットを理解し精神衛生を保つ
在宅勤務には大きなメリットもあれば、デメリットも存在します。
どんなことにも言えることですが、メリットとデメリットの両方が存在することを、まずは理解することが大切です。
在宅勤務で心を病んでしまう一番の原因は「孤独」だと思います。
精神衛生を保つ為にも、双方を理解しておくべきです。
そして、家に一人でいてもいつでも誰かと話ができる環境を作っておくことが大切です。
長期化するコロナ禍の中で、心と身体の健康を保ちながら生活を送ることはそう簡単ではないかもしれません。
ただ、メリットとデメリットを理解し環境を作っておくことで、ストレスを軽減をすることはできるはずです。
つらくなったら、すぐに誰かに相談をする!このことだけは、決して忘れないでください。