みなさまは一日のうちテレビは何時間ぐらい見ていますか?
我が家にはリビングの真ん中にテレビがあり、大きな存在感を示しています。
休日は家にいる時間が長いので、気が付けばテレビがついていますし、音声代わりにつけてしまっている時さえありました。
小さい頃からテレビっ子で、多くの時間をテレビに奪われてきましたが、ある時、ハッとして試聴する時間を制限するようになりました。
テレビとうまく付き合うことで確実に生活にメリハリが生まれます。
私が、テレビ視聴時間を制限して感じたことをまとめてみました。
目次
テレビを見る理由は特にはない
テレビ番組にもさまざまなジャンルがありますが、なぜテレビを見るのでしょうか?
強いて言うのであれば、ニュースを見て世の中で何が起きているかを知る、バラエティーを見て楽しい気持ちになる、ドラマを見て世界観を楽しむ、等があるかと思います。
しかしながら、それらは本当にテレビを見る理由でしょうか。
我が家の場合、習慣としてテレビがついていたので、その結果として情報を手に入れていましたが、情報を収集するためにテレビを見ているわけではありませんでした。
多くの人が私と同じように、習慣としてテレビを見ているのであって、深い理由があってテレビを見ているわけではないと思います。
テレビからの一方的な情報を無意識のうちに正しいことだと思い込み、物事について深く考えなくなるのは、非常に恐ろし事だと感じるようになった今日この頃です。
テレビを制限するべき3つの理由
テレビ番組はついうっかり見てしまいますが、テレビを見るということはあくまでも選択肢の一つであるだけでしかありません。
私が考えるテレビを制限するべき理由は下記の3つになります。
- 家族の会話の時間が減る
- 考える機会が奪われる
- 受け身の体質になる
家族の会話の時間が減る
テレビばかり見ていると、テレビの音声に邪魔されて家族の会話が減ってしまうものです。
本来であれば、1日にあった出来事や感じたことなどを共有するべきところ、この事件の犯人は~とか、この芸能人は~などといった会話になってしまう気がします。
確かに、テレビを通してそのような話をすることも悪いことではないですが、家族の会話を楽しむことはそれ以上に大切なことだと感じます。
考える機会が奪われる
テレビの情報は一方的に入ってきます。
例えば、ニュース番組ですとコメンテーターが意見を述べ、自身の考えに近いものがあれば同調することで自分の考えのように思い込みがちです。
しかしながら、それは自分で考えた意見ではないですよね。
テレビから入ってくる情報は自分で考えて得られたものではありません。
偏りのない事実を見て、自身の意見を考えるという機会を圧倒的にテレビは奪っています。
受け身の体質になる
やることがないからテレビを見る、ということは確かにあると思います。
本来、やるべきことがない場合、何をするかを考え行動するはずです。当然、何もしない、休憩するということも考えた上での行動の一つです。
しかし、テレビを見ていると何となく満たされ、何となく時間が過ぎていきます。
さらに怖いことは、受け身になっていることに気づかず、何もしないまま一日を過ごしていることなのかもしれません。
見たい番組だけ見ればいい/録画機能の活用
私は、テレビを見ること=悪であるとは決して思っていませんし、試聴を減らすことはあっても止めることはないと思います。
この番組は面白いから!であったり、タメにになるから!と思えるような内容であれば選択して試聴するべきです。
人によって喜びや悲しみが異なるように興味のあるジャンルも異なりますし、それを理解することもできます。
ただ、習慣的として無意識のうちにテレビを見るのであれば、それは止めたほうがいいと思います。
以前の私の口癖は「マジ面白い番組無い…テレビ局頑張れよ!」でした。
「いやいや、お前が頑張れよ…」思わずツッコミを入れられそうですが、それが以前の私でした。
面白い番組がないならテレビ消せばいいだけなのに、そのようなコメントが出るのは今考えると非常に怖い状態であったなと感じます。
今は、見たい番組だけを録画してみるようにすることで、そのような状態を防ぐようにしてますし、その影響でテレビ試聴の時間を制限することにも繋がっています。
テレビとの距離感を保ち、より良い生活を
何事もバランスが大切です。
食生活においても、脂肪分は必要ですが、とりすぎると生活習慣病のリスクが高まるということと同じように、テレビも習慣的に見てしまうとテレビに時間を奪われてしまいます。
自分の中でルールを決めて、テレビの視聴時間をコントロールすることで、より良い生活を送ることができると思っています。
テレビを見ることはあくまでも選択肢のひとつに過ぎない。
ということをテレビのリモコンを握った時に、立ち止まり考えるようにしたいです。