雑記

日本語教師に将来性はあるのか?

少子高齢化により、人口減少がほぼ間違いのない予測としてあげられている日本。

経済縮小も避けては通れない現実です。

その反面、観光地として人気は高まり、インバウンドは拡大、アニメや漫画などのサブカル人気は根強いものがあるように感じます。

そのような背景がある中、日本の言語や文化を伝える日本語教師は欠かせない存在でもあります。

今回は、日本語教師の将来性に関して、個人的な考えをまとめました!

日本語教師に将来性はあるのか?

日本の将来

日本語教師に将来性はあるのか?ですが、結論から申し上げると「なくはない」と私は考えます。

曖昧な回答でごめんなさい。。

根拠をお伝えするにあたり「将来性」を、5つに分けて分析しました。

  • 業界の成長・発展  ★★☆☆☆
  • 機械化の可否    ★★★★★
  • 働き口の数     ★★★★☆
  • 待遇の見通し    ★☆☆☆☆
  • 潰しが利くか(転職)    ★★☆☆☆

それぞれの項目に関して、解説したいと思います。

業界の成長・発展  ★★☆☆☆

まずは、業界の成長・発展ですが、2つ星とさせていただきました。

前述した通り、日本の経済は縮小傾向にあります。

以前は、中国や韓国からの留学生が多くいましたが、現在は第二言語として日本語の選択は縮小しています。

英語圏の留学はもちろん、韓国からの留学も日本よりも中国の方が人気になっています。

ただ、東南アジアからの留学生は増えている傾向にあります。

学生が、アルバイトとして酷使されたり、日本に来て後悔しているなどというネガティブな話も耳にはします。

当然、サブカル的に日本語を学ぶ人は少なからずいるかとは思いますが、生活に直結するかというそうではないので、学習に対しての本気度もことなるでしょう。

判断は難しいですが、以前との比較で個人的に判断しました。

機械化の可否    ★★★★★

教師という職業全般に言えますが、AIなど機会に取って代わることは難しい仕事なので、こちらの高奥は星5つにさせていただきました。

ただ単純に、日本語の教材の提供であれば機械化できなくないですが、細かいニュアンスを伝えたり、現場での応用などは人でなければ難しいと思います。

また、単純に日本語を教えるだけでなく、生活や文化について教えるのも日本語教師の大切な仕事の一つです。

AIの技術が進歩したとしても、補助的な役割は可能であったとしても、完全に取って代わることは難しいように感じます。

働き口の数     ★★★★☆

現在、日本語教師の数は不足していると言われていますので、星4つとさせていただきました。

保育士や介護士など、資格を持っているものの、職としていないという人が大勢いるように感じます。(私もその一人ですが…)

希望すれば誰でもなれるというような甘い世界ではありませんし、それなりに勉強をする必要はありますが、働き口の数は多いのが現実です。

また、国内・国外問わず働けるのが、日本語教師の強みでもあります。

ライフプランにも直結する所ではありますが、窓口は広いように感じます。

待遇の見通し    ★☆☆☆☆

待遇に関してですが、給与面を含め、先を見ても厳しい状況は続くと予想されますので、星1つとさせていただきました。

デフレ経済と言われるものの、発展途上国に比べるとまだまだ物価は高いです。

海外で働く場合、現地で生活する分には問題ないでしょうが、貯蓄という点では難しいと思いますし、日本で働く場合も、一般的に低賃金の仕事だと言えます。

教える対象となる留学生から高い授業料を回収する、あるいは国などが補助金を導入するなどをしない限り、日本語教師の給与をあげるのは難しいです。

前者に関しては、相場が決まっていることと物価の違いからこれ以上は難しいという見解、後者に関しては国の優先順位的にそう高くない。という点からしばらくは、低賃金が続くのではないかと予想します。

潰しが利くか(転職)  ★★☆☆☆

潰しが利くかですが、幅広い知識やコミュニケーション能力が求められる仕事であるものの、別業界に移ったときに、即戦力になるのかというと厳しいと思います。

そういった点から、星2つとさせていただきました。

転職市場の動向にも関わってくるところですので、転職が難しいという訳ではありませんが、売り手市場の2019年であるとはいえ、企業が欲しい人材はやはり「即戦力」だと思います。

転職先の会社の環境によりけりではありますが、ぴったりはまる企業はそんなに多くはないのではないかと考える次第です。

日本語教師の良い点と課題点

日本の文化

日本語教師の良い点

日本語教師の良い点は、一言に集約されますが「やりがい」という点でしょう。

授業を通して、生徒が成長していく姿が目に見える形でわかるので、喜びは大きいと思います。

また、卒業生が自国や日本国などで活躍することで、社会に貢献をしているという実感もわきやすいです。

また、海外で働きたいという希望のある人にとっても良い選択であると言えるでしょう。

日本語を学びたいと言う希望がある人がいる環境であれば、理論上は暮らしていくことができます。

日本語教師の課題点

こちらに関しても、一言で表してしまいますが、「給与面」ということになります。

一人で生活をしていくとしてもギリギリの給料ではありますし、特に家賃の高い東京で働く場合、かなり厳しいと言わざるを得ません。

非常勤講師の場合は、一本で生活していくことは厳しいので、常勤講師を目指しつつ、複数の収入源を持つということを考える必要があります。

現状非常勤で働いている国内の日本語教師の場合、ご家族で別口で収入源がある方が多いように感じます。

そういうこともあり、男性の日本語教師がきわめて少ないというのが現実です。

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人生に何を求めるか?

人生観

日本語教師はとても魅力的で、やりがいのある仕事です。

しかし、その反面、生活をしていく上で極めて厳しい職業であることも事実です。

あなたは、仕事にそして人生に何を求めますか?

賃金でしょうか?やりがいでしょうか?それとも・・・。

すこしスケールの大きな話のようにも感じますが、日本語教師を志すのであれば、そこまで考えて取り組むべきでしょう。

一般企業で働く会社員のように、プライベートを充実というよりも、仕事そのものが楽しむというスタンスでないと続かないように思います。(脱落者の経験談です)

日本語教師を志す方に、すこしでも参考になっているようであれば幸いです。それでは。