海外旅行が好きと言う方は多いかと思いますが、子供が生まれ小さいうちは、海外旅行はハードルが高く諦めざるを得ないこともあるかと思います。
たしかに長距離の飛行機での移動は、子供にも負担は大きいしですし子供のことが第一になるので、自由に観光することも出来ないかもしれません。
そのようなことが想定されはしましたが、我が家ではリフレッシュと家族団らんを兼ねて、治安面や子供への負担などを考慮してシンガポールに旅行に行ってきました。
ちょうど中国の春節(旧正月)のタイミングと重なったのですが、まずまず楽しむことが出来ました。
今回は、1歳4ヶ月の子連れシンガポール旅行のレポートと春節(旧正月)期間中のシンガポールの楽しみ方についてまとめてみました。
目次
シンガポール旅行のしおり
今回の旅行は大手旅行代理店のパッケージツアーを利用しました。
1月の渡航ではありましたが、4ヶ月前の9月のオータムセールで予約をしたこともあり、大人1人5万円で往復航空券+ホテルがついているという格安のパッケージです。
飛行機の席を隣にするオプションや旅行保険、2歳未満でもプラス料金が発生するなどなんだかんだで価格は上がりましたが、それでも20万円を切る形で予約が出来たので大満足ではありました。
他の国も検討しましたし7時間のフライトは子供への負担はあるかともおもいましたが、福岡からの直行便があったということもあり決定した次第でした。

スケジュールとしては、4日間(実質2泊3日)のプランでした。
1日目・・朝に出発し夕方に現地到着。ホテルにチェックイン後、近場を散策。
2日目・・午前から14時頃までオプションツアー、その後自由行動。
3日目・・ホテルのチェックアウト後、自由行動。深夜便で帰国。
4日目・・朝に日本到着。帰宅。
ざっくりとこのようなスケジュールではありました!
シンガポールという国について
①治安が良く子連れでも安心
もともと治安が良いという話は聞いていましたが、日本と変わらないくらいの治安を維持していると感じました。
タクシーに乗ってもぼられるそぶりはありませんでしたし、危なそうな人を見かけることも少なかったように感じます。
さすがにミネラルウォーターを飲みましたが、水道水も飲めるほどのインフラも整っていると感じました。

②子供に対してのホスピタリティがすごい
とにかく子供を大切にする国だと感じました。(うちの子が特別にカワイイということもあるかもしれませんが。。)
街を歩いていると多くの人に「プリティー」と声をかけてもらいましたし、電車に乗った時には席を譲ってもらいました。
旧正月の日には、免税店の店員さんからみかんを頂くと言う奇跡。
本当に子供を大切にする文化なのだと感じました。日本も少しは真似するべきですよね。。

③素晴らしい観光大国
マーライオンやマリーナベイ・サンズを始め多くの観光スポットがあります。
2020年は新型肺炎の影響もあり、通常の年寄りと項が少なかったとはいえ、規制がかかる前だったので、かなり多くの中国からの観光客がいたように感じました。
英語が常用語のひとつなので、我々日本人が観光するにも言語の面でもハードルは高くないように感じます。

子連れの旅行の注意点
①長時間のフライトに要注意!
最初の懸念点ではありましたが、長時間のフライトは子供にも負担は大きいのは事実です。
幸い我が子は静かに寝てくれていたので、かなり助かりましたが、周囲では小さい子供がギャンギャン泣き叫んでいた姿を見ました。
また、シンガポール航空を利用したのですが、子連れということもありかなりの配慮をしてくれたこともあり、かなり助かったというのが事実です。
いずれにしても注意は必要です。

②しっかりと休憩を取りながら行動を!
シンガポールは常夏ではありますが、日本の夏のようにジメジメとしている訳ではありません。
しかし、秋〜冬にかけて旅行する場合、気温差がかなり大きいのでその分子供への負担も大きくなります。
私自身、2日目に長距離を歩いて移動した為、ベビーカーにのせ直射日光は避けていたにしても子供に負担をかけすぎたと反省しています。
こまめな水分摂取はもちろんですが、しっかりと休憩を取りながら行動をするべきだと感じました。(バックパッカー時代の癖がつい出てしまいました)
③子供の食事には予め備えよ!
子供の年齢にもよりけりですが、海外の食事は口に合わないケースも多々あるかと思います。
また特に小さい子供(うちの娘もそうなのですが…)は、食べられるものは限られていると思うので日本から予めレトルトの食品を持っていくのがおすすめです。
日本でも子連れの方は利用頻度は高いかと思いますが、フードコートが各デパートに入っているので、活用するのはおすすめです。
我が家も初日の夜と3日目の昼にフードコートを利用しました。
④ホテルの立地にもこだわりたい
今回の旅行が格安パッケージだったので、ホテルのグレードは正直高くはなく、また中心部から離れた立地ではありました。
大人だけの良好でコスト重視であれば問題は無かったのですが、子連れの場合移動が大変だったりするので子連れの場合はある程度ホテルの立地は考えた方がいいと思いました。(ただコストは当然上がりますが)
また、春節の時期と重なったこともあり、タクシーがなかなか捕まらず最寄りの地下鉄の駅から15分程度歩いた次第でした。

シンガポールの春節(旧正月)期間
チャイニーズニューイヤーと呼ばれる旧正月ですが、シンガポールでは1月1日の正月ではなく、旧暦の1月下旬に長期休暇があります。
それもそのはず、シンガポール人の74%が中華系にあたるそうです。
私たちが旅行に出かけた2日目(2020年1月24日)が大晦日に当たる日で夕方頃には店が閉まり始め、3日目(2020年1月25日)が正月に当たる日でした。
恥ずかしながら、予約の時点で旧正月のことを全く考慮していなかったので衝撃ではありました。

しかしながらガイドさんに話を聞いた所、4〜5年前に比べて旧正月でも営業をする店が増えてきているとの話でした。(シンガポールは地価がかなり高騰し、稼げる時に稼ぐというスタンスの店が増えているとか何とか…)
ただ、やはり…閉まっている店がほとんどでした。
また、タクシーが捕まりづらいことは事実です。
チャイナタウンはほとんどの店が閉まっています。
新しいショッピングモールがたくさんあるオーチャード付近は開いている店もいくつかありますが、モールの中は閑散としている印象でした。

妻が行きたがっていたカトンにある店も閉まっていました。。
定番ではありますが、観光地は営業をしているので旅行旧正月とかぶったら観光地に行きましょう!
また、マリーナベイ・サンズも観光地化しているのでほとんどの店が開いていました。(ただし、少しお高い店が多い印象)
子連れにおすすめは、マリーナベイ・サンズに隣接する「アートサイエンスミュージアム」です。
子供は特にはしゃぐこと間違いないでしょう。

旧正月の夜は、ディナーとクルーズがセットになったオプションのツアーに参加しました。
やはり、旧正月のキーワードは「観光地」と言えるでしょう。
旅で家族の絆は更に深まる
日頃、平日は仕事で私が家にいない間ワンオペを頑張ってくれている妻への感謝の意味も込めての旅でしたが、私自身かなり充実した旅行になりました。
1歳すぎの娘も密なスケジュールの中、頑張ってくれたように感じます。(今回の旅のMVPは娘だと思っています。)
休日は家でゆっくり過ごすことが多いのですが、このような旅行に出かけることで家族の絆は更に深まったように感じます。
やっぱり海外旅行は素晴らしい!(可能であれば1年に1回くらい行きたいな…)
子育て中のご家庭は、少しハードルが高く感じるかもしれませんが、是非計画を立ててみるものいいのではないでしょうか。
日本近隣には子連れで旅行する良い国はありますが、「シンガポール」も是非候補にあげてください!
