新型コロナウイルスの影響により、世界経済は大打撃を受けました。
個人ベースでも多くの人の生活に影響を及ぼし、貧富の差が更に加速している最中のように感じます。
今回の一連の出来事で多くの人が、貯蓄の重要性について改めて実感することになったはずです。
もし、あなたが30歳前後で貯金が一切無いのであれば、一度生活を見直してみてはいかがでしょうか?30歳からでもまだ間に合います!
今回は30歳から始める資産形成術についてまとめました。
目次
30歳で貯金ゼロでもまだ間に合う!が…
30代の単身者の貯蓄額は、平均値が317万円、中央値が40万円。
そして、貯金ゼロの割合は約4割にのぼるそうです。
かくいう私自身も、30歳時点で貯金と呼べる貯金は殆どない状態でした。
週3のペースで仕事後に飲みに行き、ランチは毎回定食屋で外食。
朝食はコンビニでおにぎりやサンドイッチといった、無駄の多い生活をしていました。
そんな生活をしていたら、貯まるものも貯まりません。
当時の私は、余ったお金=貯金額という状態でした。
しかし、そんな私ですが30歳での結婚を機に貯金と節約について本気で考え将来への備えを始めました。
だから、断言します!30歳貯金ゼロでもまだ間に合います!
しかし、30歳で貯金が無いという人は、貯金をする習慣が無いと言わざるを得ません。
まずは、貯金や節約をする!という意思を固める必要があります。
まずは、そこからスタートしましょう。
30歳から始める資産形成術
どんな将来が待っているかは誰にもわかりません。
結婚するのかしないのか?仕事は?住まいは?わからないからこそ資産は必要です。無くて困ることはあるものの、あって困ることはありません。
資産形成の4つのステップについて解説していきます。
- ステップ① 現時点での収入と支出を明確に把握する
- ステップ② 毎月の貯金額を決め先取り貯金をする
- ステップ③ 半年給料が無くても生活できる貯金を作る
- ステップ④ 貯金から少しずつ投資に回していく
ステップ① 現時点での収入と支出を明確に把握する
まずは、現状を正確に把握する必要があります。
なぜお金が貯まらないのか?何にお金を使っているのか?家計簿をつけて支出の管理をしましょう。
忙しい人は、クレジットカードに統一することで利用履歴が家計簿になります。
ただ、全てカードでともいかないと思うので、やはり面倒かもしれませんが家計簿をつけるのがベターだと考えます。
便利な家計簿アプリは多数あります。
ツールは特に問いませんが、管理して把握することから始めましょう。
ステップ② 毎月の貯金額を決め先取り貯金をする
家計簿による支出管理とともに始めたいのが、先取り貯金です。
先取り貯金をすることで、強制的に収入のうち一部を貯金に回すことができます。
給料日に振込用の口座から貯蓄用の口座に移動させるのでも良いですし、会社の財形貯蓄の精度を利用するのも良いでしょう。
最初は少額からで良いです。確実に守れる額からはじめることが大切です。
ステップ③ 3ヶ月給料が無くても生活できる貯金を作る
家計管理と先取り貯金ができるようになれば、成功への道を確実に歩んでいると思ってもらって大丈夫です。
この頃には、3ヶ月分の生活費がいくらなのか?は把握できるはずです。
人により収入の支出の額は違うので1ヶ月に貯められる額は異なるでしょうが、仮に手取りの10%を貯金したら30ヵ月(2年半)、20%を貯金したら15ヶ月の期間が必要になります。
短期で貯金を増やそうとしても、難しいのでコツコツ継続する必要があります。
ステップ④ 貯金から少しずつ投資に回していく
貯金に加えて投資をすることで、お金が貯まるスピードを上げていきましょう。
3ヶ月分の生活防衛資金を貯金できた頃には、すっかり貯金の体質が身に付いている頃合いです。
短期での投資で資産を増やすのはかなり難しいですが、長期で運用するのであればその確立は極めて高くなります。
つみたてNISAの制度を利用し、非課税で優良なファンドへの投資することができれば資産は徐々に増えていくでしょう。
資産形成は長期戦!継続こそ命
4つのステップに分けて、資産形成の方法を説明しました。
ただ、それぞれのステップは継続して回していく必要があります。
1ヶ月のできる貯金額が少ない場合、なかなか貯まらない現実に焦りを感じ一攫千金を狙ってしまうかもしれません。
しかし、短期で資産を増やそうとすることは上級者や既に大きな資産を持っている人のすることです。
少額でも良いので確実に貯める、そして習慣を身につけ初期んや投資に回す割合を少しずつ増やしていく。これ以外に資産形成する方法はありません。
簡単なことではありませんが、誰にでもチャンスのあることです。
現時点で、貯金が無くても大丈夫!
支出を見直し生活コストを抑えることができれば、将来必要な額も少なくなることも意味しています。
まずは、現時点での支出を見直しをしてください。
確実に明るい未来に近づいていくはずです。