節約という言葉を聞くと「我慢」「つらい」等という言葉を連想しがちですが、楽しんで節約をしている人もいると思います。
かく言う私も、節約を趣味というような人間なので、少なからず節約を楽しんでいる節はあります。
私を含めた周囲にいる節約好きの人には、ある特徴があるように感じます。
今回は節約を楽しんでいる人の特徴3選をまとめて、節約を楽しむことのメリットについて解説していきます。
目次
節約を楽しんでいる人の特徴3選
①貯蓄が右肩上がりに増えることに喜びを感じる
お金は使うことで価値を発揮するものなので、本来使わないのであれば価値を手にすることはできません。
しかし、使わずに貯めることで、いつでも価値のあるものと交換ができるという安心感は得ることができます。
節約を楽しんでいる人は、使うことでなく安心感を得ることを目的にしているように感じます。
だからこそ、毎月右肩上がりに増える通帳を見てニヤニヤするのではないでしょうか。
お金が増えること自体が楽しく嬉しい、という思考回路なのです。
②立てた目標をクリアすることに達成感を覚える
楽しむというレベルで節約をしている人は、必ずと言っていいほど毎月の予算を立てて生活をしています。
定期的に家計簿をつけて目標値との進捗を確認して日々行動する、一定のサイクルを楽しんでいるように感じます。
月末には予算と月間の支出を照らし合わせて、目標をクリアできたら達成感を覚えます。
そして、その結果を反映して翌月の予算を立てるという好循環で生活をしています。
③お金を使わずに楽しむという思考を持っている
休日にお金を使わないというと家に引きこもるしかない、と感じる人もいるかもしれません。
一方で、節約を楽しんでいる人はお金を使わずに楽しもうとします。
お金のかからない趣味を持っている人も多いでしょう。
お金を使わずに楽しむ工夫を日頃からしているので、お金を使うとより楽しむことができるという感覚を持っています。
節約がつらいという思考から変えるべき
「節約=つらい」という考えを持ってしまうと、いつまでもお金は貯まりません。
つらいと感じてしまうと、苦労して貯めたお金も頑張ったのだから自分にご褒美を…と使ってしまい帳消しになってしまいます。
それに節約がつらいのであれば、お金を貯めることがつらいということになります。
ネガティブな気持ちで節約をするのではなく、大切なプロセスとして考えるようにしましょう。
節約=ケチケチしていると感じるかもしれませんが、節約をすることでお金が貯まるからこそ、使う時にしっかりとお金を使うことができるのです。
節約がつらいから、お金が貯まらない。その結果、本当に必要な時に使うお金がないということにもなりかねません。
節約を楽しめたら老後不安は消える
節約を楽しめるようになれば、生活コストが下がるので必要な老後資金も少なくなります。
老後2000万円問題が一時話題になりました。
【▲5.5万円×12ヶ月×30年 → 1980万円】
という計算から来ているそうなのですが、毎月の不足額を半分に減らすことができれば1000万円の貯蓄で充分ということになります。
また、現役時代に現金でなく株式で運用をしていれば、少額ずつ取り崩すことで元本を減らすことなく配当を得ることができます。
節約生活を送ることは貯蓄を増やしつつ、老後に必要な生活コストを低く設定することにも繋がります。
老後が不安で不安で仕方がない人は、ネガティブに考えるのではなく、「楽しむ」という観点で節約生活を送ってみてはいかがでしょうか?
楽しく節約ができれば、今も未来も明るいものになるでしょう。