日頃から家計簿はつけていますか?
私ごとですが、学生時代に一人暮らしを始めて10年以上ほぼ欠かすことなく家計簿だけはつけてきました。その影響もあり、我が家では夫の私が家計管理をしています。
紙に書いたりアプリを使って記入したり、色々と試行錯誤しましたが、最終的にシンプルにExcelファイルで管理することに落ち着きました。
家計簿のツールはそれぞれ個人にあったものでいいとして、貯蓄をするにあたって現在の出費の把握するためにも家計簿は取り入れたいところです。
何にいくらお金を使っているかが把握できないと、何をどう節約すればいくら貯められるかがわからないですよね。
家族構成や家庭環境によって、何にいくらお金を使うかはそれぞれかとは思いますが、概算で月の収支は計算しておきたいものです。
家計簿をつける際には簡単にでいいので項目分けをして、可視化するようにしましょう!
今回は、消費の中で絶対に欠かせない『食費』にフォーカスして、節約を見ていきたいと思います。
ついつい食費が予算オーバーして困っている人
どこまでを「食費」に含むか?
家計簿をつけている方だと、項目をどうするかについてそれぞれの意見があるのではないでしょうか?
例えば、スーパーで買い物をして食材を買います。これは、ほぼほぼ食費で計上していると思います。
では、下記の5項目はいかがでしょうか?
- ①休日に家族でファミレスで外食をした
- ②パン屋さんでパンとコーヒーを食べた
- ③スーパーで箱のアイスを買った
- ④自宅で飲むためのビールと焼酎を買った
- ⑤友人と居酒屋に飲みに行った
明確に切り分けができましたか?
そんなお金の使い方はしないよ!という方は、是非「食」にまつわるご自身のお金の使い方について例をあげてみてください。
我が家での場合は、以下のように項目分けをしています。
- ①外食費
- ②外食費
- ③嗜好品費
- ④嗜好品費
- ⑤レジャー費
これらの項目は「食費」としてはカウントしていません。(ここまでカウントしたらさすがに3万は難しいですね。。)
まずは何に使ったら、どの項目に分けるかを考えてください。
たとえば、②の項目のパン屋でパンを買って食べる行為でも、その日のランチとして食べるのであれば「外食費」として、翌朝の朝食として食べるために買うのであれば「食費」とするなどです。(軽減税率みたいですね。)
また、スーパーで買い物をしたときに「食費」に該当する食料品と「嗜好品費」に該当する③アイス④お酒等を同時に買った場合も円単位までこだわる必要はないので、分類して家計簿につけることをお勧めします。(今回は割愛しますが「日用品費」と「食費」を一緒に使うことがあると思いますので、そこも分けたいですね。)
食費の使い方の配分を考えよう
夫婦2人、子1人(乳児)の我が家では、上記のルールを取り入れた上で食費は3万円以内に収めるようにしています。(現状、99%母乳なので子供の食費はかかっていませんので、現状は夫婦2人の家庭と見てもらって差し支えありません。)
)割り当てとしてはと米・調味料などを抜いた食料品を週ごとに4000~5000円で買うようにイメージをしています。
4500円*4.5(週)+8,000円(米・調味料)⇒ ¥28,250(ざっくり)
1ヶ月3万円の予算なのに1週目で20,000円使っちゃたーなんていう人はさすがにいないとは思いますが、少しずつ少しずつオーバーするというケースは多々あります。ですので「今週はに○○円」使う!というように区切って考えるのがいいと思います。
また、お米や調味料は必然的にまとめ買いになるので、通常の1週間で食べきる分の食費とは個別に枠を作って計算することで、週ごとのムラがなくなり管理がしやすくなります。
正直な所、我が家も4000円を切ることもあれば5000円を超えることもあります。ただその場合は見直しをすればいいだけですし、月単位で3万を超えなければOKとしています。
節約よりも大切なのは健康ですので、貯金の為にとケチってはいけませんし、目標金額を越えても問題は全然ありません。
週ごとに区切って考えれば、見直し・調整ができます。是非、目標金額の配分に意識をしてみてください。
まとめ買い&冷凍は鉄板サイクル
1週間あたりの予算が決まったら、次は運用についてです。
我が家の場合は、土曜日or日曜日に少し家から離れているけど、数ある店舗やネットを比較した中で一番コスパの良いスーパーまで行きます。(家族の交流にもなります)
肉や魚は買ったらすぐに冷凍することで日持ちしますし、野菜に関しても冷凍できるものはカットしてジップロックで保存(葉物系は1週間は持つので冷蔵)、キノコ系などは小分けにしてパックして冷凍しておくと料理にも使いやすいです。
賞味期限切れで食べれなくなったもの等が出てしまうと、もったいないだけでなく節約という観点からみてもよろしくないので、タイムセール安くなっているものに関してもその日のうちに食べきれてしまうものか冷凍で運用できるものだけにしましょう。
いずれにしてもまとめ買い&冷凍をうまく使いこなすことで、管理がしやすくなり、目標に大きく近づきます。
冷凍法を学ぶことで、料理のスキルが上がるので一石二鳥ですよ。
「食費について」まとめ
昔のドラマで「うちはエンゲル係数が高いんだよ!」という風に某あんちゃんが言っていました。
食べることは生きるために必要なことなので、「消費」の中でも絶対に削ることのできない項目ではあります。
収入が充分にあり、食事にはお金を使うポリシーなんだ!という人はいいですが、お金を貯めたいんだけど食費にいくら使っているかわからない。といのは見直しは必要かと思います。
また見直した結果、予算が決まった後でも、環境の変化などでかかるコストは変わってくるので定期的に目標値の設定も見直しましょう。
我が家も乳児の娘が大きくなったら、食費は上がってくると思いますし、離乳食が始まってレトルトを買ったら家計簿のどの項目に計上するかも考えないといけないと思っています。
「我が家の場合~」を連呼し、赤裸々に内情を明かしていきましたが、皆様の過程はいかがですか?
文中でも触れましたが、一番大切なのは節約ではなく健康です。
ダイエット目的ならいいですが、節約目的で「もやし生活にしたらお金がかからなくてめっちゃいいですわ~!」ということにならないようにしましょう。
くれぐれも健康的な食生活をお忘れなく!!笑
「食費」の見直しで皆様にハッピーライフが訪れますように。