貯蓄を増やす為に、節約をするのであれば「衝動買い」は避けたいものです。
買わなくても良いと冷静に考えればわかるものの、ついうっかり買ってしまう生活に不要なものはあると思います。
今回は、衝動買いをしがちなものと、衝動買いをしてしまう理由について考えてみましました。
つい買ってしまうモノ5選
※生活に必要ではあるものの、衝動買いをして不要になってしまう確率が高いものも含んでます。
- ビニール傘
- 自動販売機の飲料
- お菓子・スイーツ
- ダイエット・美容品
- セールの洋服
ビニール傘

ビニール傘はついつい買ってしまうものの上位ランカーではないでしょうか。
1−2本であれば家にあっても良いですが、雨が降るたびに買ってしまい、気付いたら何本も…というようであれば見直しが必要です。
お気に入りの傘を1本買う事はとてもおすすめです。
毎日天気予報を見て、必要に応じて持ち歩けば何本も買う必要はありません。
折り畳み傘を持てば、突然の雨にも対応ができ、無駄な出費をせずにいられます。
自動販売機の飲料

自動販売機の飲物ほど、もったいないものはありません。
果たして、その飲物は本当に自動販売機で買う必要があるでしょうか?
近くにお店がない場所におり、選択肢が自動販売機しか無いのであればしょうがないですが、近くに店があるならそちらで買う方が割安です。
近頃はコンビニでも安い飲料が売られていますが、さらに安いスーパーやドラッグストアで買うようにしましょう。
ネット通販で買っておいて、家を出る前に鞄にしまうようにすれば更に節約できます。
お茶を沸かして水筒に入れて持ち歩くというのがもっと節約である事は言うまでもありません。
お菓子・スイーツ

お菓子やスイーツはついつい買ってしまうという人も多いと思います。
たしかに美味しいですし、満たされた気持ちになるので、甘いもの好きな人からすると必要と思えるかもしれませんが、無いなら無いで問題の無い嗜好品です。
お菓子やスイーツの量を減らす事は、健康面でも良い影響があります。
テレビを見ながらついボリボリ食べてしまっているようであれば要注意です!
節約の為にも、健康の為にも、週に1回○円までと予算を決めて食べるようにしましょう。
ダイエット・美容品

ダイエットや美容に関する商品もついうっかり買ってしまいがちです。
特に女性の場合、化粧品に関しては必需品と言っても過言ではないですし、男女問わずスキンケアはしておいた方がいいと思います。
また、サプリメントや補助食のようなものも健康診断の結果が気になる人に取っては、魅力に映るでしょう。
しかし、これらすべては衝動的に買うべきではありません。
衝動的に買って、思っていたものと違うと使わなくなる事は少なくないからです。
欲しいと思ったら、その場で買わず家に帰り考えて、本当に必要であると思えれば日を変えて買うようにしましょう。
その買い物は無駄ではないはずです。
セールの洋服

セール品は、標準の価格よりも大幅に安く変えるので、お得に感じられるかもしれません。
ついつい財布の紐が緩んで、普段だったら買わない洋服を買ってしまうことは誰しも経験したことがあると思います。
しかしながら、勢いで買った服は後々振り返えると、思い入れも薄くあまり着ない傾向にあるように感じます。
たとえセール品であっても、不要なものを買うことは何よりもの損に繋がります。
一着の値段で三着かえるから三着買うのではなく、一着だけ買い、他は貯蓄した方がよっぽど買った服に対して愛着が湧くでしょう。
計画的であれば問題は無い

つい買ってしまうものを5つあげましたが、何もこれらが悪いわけではありません。
計画性を、持たずに購入することが良くないというだけの話です。
美容品や洋服は生活において必要不可欠なものなので、計画をして購入するのであれば安い時に買うことは合理的だと言えます。
スイーツも、糖分を摂取することは重要ですし、美味しいものを食べることは人生を豊かなものにしてくれます。
ビニール傘や自動販売機の飲料は、計画的に行動していれば買うことは少ないかもしれませんが、機会が全くないというわけではないかもしれません。
ただ、計画的に行動することで、不要なものを購入するリスクを減らすことができるのは、紛れも無い事実です。
本当に必要なものだけを買う習慣をつけ、無駄遣いをなくし、節約に励みたいものです。
衝動買いをする理由と対策

衝動買いは節約から逆行する行為という事がわかった所で、衝動買いをしないようにする為の対策をしなければなりません。
そもそも、なぜ人は衝動買いをしてしまうのでしょうか。
衝動買いをしてしまう原因は、ストレスにあるようで、ストレスが溜まった人ほど衝動買いをする傾向にあるようです。
衝動買いをする事でドーパミンが分泌され、気分が高ぶりストレス解消に繋がるようです。
原因がわかれば対策法が見えてくると思います。
衝動買いというのは、ストレス解消の行為に過ぎません。
一番は日常の中でストレスを溜め込みすぎないように、しっかりとした休息や健康的な食生活を摂り、適度な運動をする事でしょう。
休日は趣味に打ち込み、ストレス状態で買い物に向かわないようにするようにしましょう。
もし、ストレスが溜まって買い物がしたくなっても、クレジットカードを持たず、必要最低限の現金だけを持ち歩き、物理的に買い物ができない状況を作るという事も衝動買いを抑える方法になります。
上手くストレスと向き合い、「節約×充実した生活」を実現させましょう。