最低限の生活を送っていく上でお金は当然必要になってきますが、無くすことができない出費の最たるが「食費」です。
一人暮らしをしていると、誰に迷惑をかける訳でもないので、ついつい外食が増えたり、お惣菜や弁当など出来合いのものを買ってしまったりと出費が増えがちです。
しかし、本気で食費を抑えたいと考えているのであれば、自炊は必須項目です。
今回は、世の中の一人暮らしの人がどのくらい食費にお金を使っているのかを理解し、どのようにして食費を節約すれば良いかについて考えてみました。
一人暮らしの1ヶ月の食費はいくら?

一人暮らしをしている人は、「大学生」か「社会人」が多くを占めるでしょう。
当然、学生と社会人ではお金の使い方は異なってきますが、1ヶ月で食費は下記になるようです。
大学生…2.5万円 社会人…4万円
社会人になると、稼ぐ力が付き食費が高くなる傾向にあるようです。
また社会人になると、お酒を飲むことが多くなることもこのような差が出る原因のようです。
ご自身の食費と比較した時、いかがでしょうか?
意外と高いと思った人はその調子!安いと思った人は、改善余地ありです!
食費を抑える4つの方法
大学生時代〜結婚をするまで、私は一人暮らしをしていましたが、食費を抑える為にはズバリ4つのことを意識することが近道であるという結論に至りました。
- 外食を減らす!
- 自炊をする!
- お酒を飲むなら家で!
- コンビニを利用しない!
外食を減らす!

節約する人にとって、外食は天敵です。
私は学生時代居酒屋でアルバイトをしていたので、食材や飲み物の原価について知る機会は多かったのですが、だいたい提供価格の20〜30%という原価率になっていました。うg
(当然、店の経営方針や価格設定により異なると思いますが、おおむねそのくらいに設定していると認識して話を進めさせていただきます。)
もし、外食をして1000円使ったとすると、自分で作れば200円〜300円で済むという計算になります。
勢いで外食をしたり、習慣で外食をする機会が多い人は、大幅に食費を削減するチャンスがあります。
ランチを外食している人は、週のうち半分お弁当に変えるだけでかなりの金額をセーブできますので試してみてください!
自炊をする!

外食をしないということと、同義かもしれませんが自炊をする習慣をつけることも節約をする上で必須条件と言えます。
とはいえ、一人暮らしをしているとだらけてしまいまうという心理はわかりますし、疲れて家に帰ってきてわざわざ料理なんかする気がしないということも理解できます。
そんな人は、まずはごはんを炊くことから始めてみませんか?
ごはんがあれば食事は成立しますし、おかずがないと味気ないので自然と自炊をする習慣がついてきます。
ごはんだけ炊いておかずはお惣菜でも、外食をしたり弁当を買うよりは圧倒的に節約ができます。
まずは習慣として、家にお米がある状態を目指しましょう!

時間のある週末に作り置きをすることもおすすめです!
お酒を飲むなら家で!

お昼のランチに使う1回の食事代と、飲み会で使う1回の費用ではどのくらいの差があるでしょうか?
お酒はやはり外で飲むとかなり高くつきます。
学べることの多い飲み会や、息抜きになるような飲み会であるのであれば良いですが、付き合いでの飲み会は控えるべきだと言えるでしょう。
外で飲む時は、一人と言うよりは2人以上で飲むことの方が多いと思うのでなかなかそうも言えないかもしれませんが、気心の知れた中であれば、家で飲むことはコスト面でもおすすめです。
コンビニを利用しない!

コンビニでの買い物は1回で大きなお金を使うことはありませんが、習慣的に利用しているとすると大きな出費をしていると言えます。
コンビニで買っているお茶を、スーパーで買ったらどうでしょうか?
スーパーで買っている飲み物を自分でわかしたらどうでしょうか?
選択としてコンビニを利用することは少なからずあるかとは思いますが、習慣としてコンビニに立ち寄ることは危険な行為であると言えます。
コンビニは確かに便利ではありますが、コンビニがない生活に慣れれば、それはそれで不便と言う訳ではありません。
まずは、利用頻度の見直しから始めてみてはいかがでしょうか。
健康かつ低コストの食事を目指そう!

食費を節約することは重要なこととして、健康バランスには気を使いたいものです。
食費を抑える為に、偏りのある食生活を送ってしまっては、健康を損ねる可能性にもつながります。
スーパーのタイムセールで買った、肉や魚などでも冷凍をすれば日持ちはしますし、食材によっては健康的で低コストで変えるものがたくさんあります。
まずは、食費を抑える意識を持つことが必要ですが、その為には目的が必要です。
目標を決めて、健康かつ低コストの食事を目指すようにしましょう!