貯金をしたいけど、誘惑に負けてなかなか貯金が出来ないという人は多いのではないでしょうか。
たしかに買うつもりはなかったものでも、突如として目の前に現れると必要に感じてしまい買ってしまうというケースは多いと思います。
しかしながら、そのような出費を見直さない限り貯金は出来ないと思った方が良いでしょう。
今回は、誘惑に負ける(必要だと勘違いしてしまう)ケースと、その買い物リスト作りについてまとめてみました。
目次
誘惑に負けるケース
誘惑に負けて買うつもりがなかったものを買ってしまうシチュエーションはどんなものがあるでしょうか?
①レジ前の商品を手に取ってしまう
レジ前に並んでいるものは、待ち時間を潰すためにもついつい手に取ってしまいがちです。
ただレジに並んでいるということ、既に買い物が終わっており精算を待っている状態のはずです。
レジ前で手に取る時点で、本来は不要である商品だと言えるのです。
レジ前商品は自分で選んで買っているのでなく、店側の仕掛けで上手くつかまされているだけの可能性が高いので冷静になるようにしましょう。
②セール品の値札をつい見てしまう
タイムセースの呼び込みの声を聞くと、つい興味を惹かれてしますもの。
そして値札を見ると、あらびっくりすごい安くなっている。この色の服は持ってないしこのタイミングで…。
完全に負けパターンです。
セールは見切り品なので安くて当たり前、値札を見た時点で検討に入ってしまうことになるので、買うと決めたとき以外は見ない方が懸命でしょう。
③小腹がすいてうっかり食べてしまう
晩ご飯まで時間があるし、我慢できないから…これもあるあるですね。
食欲という本能を抑えることは出来ないもの。
ただ、無駄に食べては体にも財布にも優しい行動ではありません。
買い物は食事を済ませてから出かければ、そもそも小腹がすくことはありませんよ。
④限定品という言葉にやられてしまう
日本人は「限定品」という言葉に弱いと良く耳にします。
今しか手に入らない。このチャンスを逃すと二度と手に入らない。とても誘惑的な言葉です。
しかし冷静に考えてみた場合、不要なものであれば今後一切手に入らなくても全く問題はないですし、好きなものでも全く同じである必要はあるでしょうか。
こういうと、本当に好きな人からわかってないと怒られそうですが、貯金を増やすためには、何かを諦めないといけないのは事実です。
⑤まとめ買いで安くなるので買ってしまう
これは私も時々陥ってしまいます。
なぜなら、1つは本当に必要だからそもそも買っており2つ目以降も今後必要になる可能性が極めて高いという背景があるからです。
ただし、問題は自分の意志とは別の要因で買ってしまうということです。
ふたつ目以降割引がなかったとしてもそれでも買うか?という判断基準で考えるようにしましょう。
誘惑に負けない買い物リスト作り
上記5点を誘惑に負けるケースとして挙げてみましたが、この全てを打ち消すたったひとつの方法があります。
それは、買い物リストを作りリストにないものは買わないという方法です。
ただ、実際に買い物に行って、必要だったと思い出すことはあると思います。
例えば、「洗剤が切れていたのを忘れてリストに入れていなかった」とか「テレビのリモコンの電池を替えないといけないのを忘れていた」というようなケースです。
これらのケースは本当に必要なものであるので買うべきではありますが、それを許容してしまうと、あれもこれもとなってしまいズルズルと誘惑に負ける自分に逆戻り。
数が多くなければ良いですが、やはりリストにないものは買わないということは貫くべきです。
ではそもそも、なぜ必要なのにリストに載っていないのでしょうか?
おそらく、必要だと感じた時にリストに追加していなかったからでしょう。
必要と思った時にリストに追加することが重要です。
スマホのメモでも何でもいいので、必要だと思った瞬間リストに加えるようにしましょう。
買い物リストは買い物に出かける前に作るものと考えがちですが、1週間をかけて少しずつ作っていくものです。
小さなお金も積もれば大金になる
買い物をしに出かけると、色々な誘惑があります。
店側もせっかく足を運んでもらった限りは、1円でも多くお金を落としていってほしいと考え、購買意欲をそそるような店作りをしています。
金額の大小ではなく、不要なものを買わないということを頭に入れておかなければなりません。
たとえ、100円・200円といったようなお金であっても、10回20回と繰り返していくと大きなお金になっていきます。
チリツモの精神を忘れてしまっては、お金はなかなか貯まりません。
買い物リストを作る習慣を作り、誘惑に負けない優良家計を目指しましょう!