日頃は節約をして服や装飾品・旅行にお金をかけたいという人もいれば、日頃の小さな出費は気にせず使いたいという人もいるかと思います。
それぞれの価値観なので、否定できるものではありませんが、もし小さな出費は気にしないという人は注意が必要かもしれません。
今回は、小さな出費を気にしない人はお金が貯まらない理由について触れてみたいと思います。
目次
小さな出費を気にしない人はお金が貯まらない3つの理由
①小さな出費には予算がつけられないから
例えば1万円を超えるようなまとまった出費の場合、何件か重なるとコントロールしなければという意識が働くものです。
その反面、小さな出費の場合は出費の痛みが小さいからか、予算を付けられないケースが多いと思います。
小さな出費を繰り返し、気がついたらお金がない。ただ、何を買ったかは1件1件は覚えていない。というケースは最悪です。
②本当に必要かを考える習慣が無くなるから
金額の大小に関わらず、必要なものは買うべきですし、不要なものは買うべきではありません。
金額が小さいものの場合、まぁこれくらいいいか…という意識が働きがちですが、重要なのは価格ではありません。
価格が安いものこそ、一度立ち止まって本当に必要かどうか考える習慣を作るましょう。
価格でなく、その商品を買うことに価値があるかどうかを見極めるべきです。
③無意識のうちに無駄遣いをしてしまうから
価格が安いものは気にしないという人は、価値でなく価格を尺度にして買い物をしてしまっている傾向にあります。
この無意識が非常に問題で厄介なものです。
レジ待ちの間に、レジ前の商品に手を伸ばしてしまうなんてことは良くあると思いますが、要注意です。
自身の価値観を整理して予算を決める
人により価値観はさまざまなので、何にお金を使うかも人それぞれだと思います。
ただし、収入額が決まっている以上、使えるお金にも上限があります。
お金を貯める上で、最も大切なことが支出を把握した上で、それぞれの支出に予算を付けることです。
小さな出費の場合、「おこづかい」というようなある程度ゆとりを持った項目の中から使われているケースが多いと思います。
サラリーマンの平均のおこづかいの額は、昼食代込みで4万円弱とのことですが、果たして適正でしょうか?
人によっては、それよりも少ない人も入れば、多い人もいるはずです。
食費や日用品、家賃、通信費など、それぞれの項目とのバランスを考える必要ですし、家族と同居している場合は、一存で決めれるものでもないでしょう。
いずれにしても貯金をする上で大切なのは、事前に貯金する額を引いた額で生活をするということです。
何にいくら使うのかをコントロールして、守ることができれば自然とお金は貯まっていくはずです。
上手く貯蓄ができないという人は、月の予算を決めることから始めると良いかもしれません。